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更新・第六回新世代賞「作品募集中、締切日は9月2日、そして、審査員の発表」 Posted on 2022/08/23 Design Stories  

新世代賞は、2017年に産声をあげ、今年で第6回目となります。大人のための賞はいくらでもありますが、若い世代が伸び伸びと離陸できる文化の賞が非常に少ないのは今も昔もかわりません。新世代賞は25歳以下の若い世代のためのアート&デザインの登竜門となります。
さて、現在、作品を募集中ですが、今年度の新世代賞、選考委員が決まりました。
個性豊かな、実にイキイキとされた選考委員の皆さまです。
とくにフランスや国外で活躍されている皆さんを中心に選出させて頂きました。
世界があなたを待っています!!!
では、発表いたします!!!

釘町 彰(本年度、審査委員長)

Akira Kugimachi
画家。1968年神奈川県生まれ。多摩美術大学絵画学科日本画科卒。95年同大学院修了後、渡仏。2000-2002年文化庁海外派遣芸術家としてフランスに滞在後、2003年よりパリを拠点に画家としての活動を本格的にスタート。国内外の美術館、ギャラリーでの発表のみならず、建築、ファッションブランドとのコラボレーション、壁画制作、公共施設への作品設置等、様々な領域にその表現活動の場を広げている。

更新・第六回新世代賞「作品募集中、締切日は9月2日、そして、審査員の発表」

TIGARAH(ティガラ)

DJ、シンガー、MC、プロデューサーとマルチに活動する国際派アーティスト。現在はパリを拠点に活動。
ブラジルのヒップホップ・バイレファンキに影響を受け音楽制作を始めて渡米。L.A Times, NPR, Dazed&Confuzed, Rolling Stones等の世界のメディアで「アジア人初のバイレファンキのラッパー」として取り上げられる。
日本人で初めてアメリカのユニバーサル・ミュージックとインターナショナル契約を結び、アルバム2枚をリリース。
2019年にパリに移住しDJとして音楽活動を再開。Yves Saint LaurentやLacoste等数々のファッションパーティーでパフォーマンスをし、フランスのソニーと契約。2022年秋にEPをリリース予定。

更新・第六回新世代賞「作品募集中、締切日は9月2日、そして、審査員の発表」

Taihei SHII|施井 泰平(しい たいへい)

現代美術家、スタートバーン株式会社代表取締役。OACファウンダー。東京大学大学院修了。2001年、多摩美術大学絵画科卒業後「インターネットの時代のアート」をテーマに美術制作を開始し現在に至る。ギャラリー、美術館での展示と平行してオンライン・プロジェクトも行っている。2014年、東京大学大学院在学中に大学構内にて起業。2015年末には、テクノロジーでアートの課題を解決することをミッションに掲げたオンライン・プラットフォーム「startbahn」をローンチした。美術家として活動する際には泰平名義となる。

更新・第六回新世代賞「作品募集中、締切日は9月2日、そして、審査員の発表」

カルドネル佐枝

1970年大阪生まれ
アートプロデューサー
日本画制作、映画制作、美術教師、ギャラリー勤務、フランス公式文化機関勤務、京都での音楽祭や写真祭の実行委員を経て
2018年 MUZ ART PRODUCEを設立。文化イベントの企画運営、アートコンサルタント

ニュイ・ブランシュKYOTO、ARTAOTA 、FOTOZOFIO、Red Lineなどのアートイベントを手がけている。

京都国際フランス学園理事
京都文学レジデンシー実行委員

更新・第六回新世代賞「作品募集中、締切日は9月2日、そして、審査員の発表」



更新・第六回新世代賞「作品募集中、締切日は9月2日、そして、審査員の発表」

主催者の一人、辻仁成より。

大人のための賞は無数あるのに、若者のための登竜門としての新人賞がないのが、残念だと思ったぼくは、新世代賞の構想を思いつきました。
知り合いの学校の教室を借りて、2017年11月2日に選考会が開かれ、3人の新人を輩出することが出来ました。
忘れもしない最初の受賞者たちです。京都造形芸術大学の中村暖くん、桑沢デザイン研究所総合デザイン科の眞木絢未さん、武蔵野美術大学の今井綺乃さん・・・。大学講堂の屋根裏部屋で手作りの賞状を手渡し、肩を叩きあって、喜び合った日のことが忘れられません。
その後、今日までに、20人以上、受賞者を輩出することが出来ています。毎年、少しずつ支援者が増え、新世代賞は大きくなってきました。

第五回目からは下北沢を本拠地にするシモキタカレッジのエネルギッシュな寮生諸君と小田急電鉄の協賛を得ることが出来、この賞自体が新しいステップへと踏み出しています。
ぼくは審査委員長を退き、今年から、後見人兼主催者の一人として、新たな気持ちでこのイベントに参加させてもらっています。
というのは、ぼくはこう見えても(どう見えて???)62歳なのです。笑。
62歳という年齢に恥はないけど、そんな年のぼくがいつまでも主宰をしているようじゃ、本当の「新世代賞」にはなりません。そこで、勇退。

ぼくが長年活動拠点としてきた下北の若者たちにバトンを渡したいと決めたのです。第五回目はコロナの不穏な動きの中で開催されましたが、ぼくから若い世代への遺伝子の輸出になんとか成功することが出来ました。彼らが今後、ぼくの意志を受け継ぎ、さらなる才能の発掘にまい進してくださることになるでしょう。ぼくは後方に下がり、陽気な応援団長になるわけです。えいえいおー。

そして、今年、彼らを中心に、第六回新世代賞の開催が決まりました。
今年の応募テーマはずばり「月」になります。苦しい時、嬉しい時、悲しい時、寂しい時、ぼくらは月を見上げるし、世界中何処から見上げても同じ月を人類は拝むことが出来るのです。
「月」についての創作物を募集します。ただ、受賞作を小田急線の車内吊りに掲載する予定ですから、二次元的な作品がいいでしょう。(詳しい作品の範疇は応募要項をご参照ください)月から広がる様々なイメージを皆さんの中で作品化し、挑戦してみましょう。中秋の名月の季節に選考会が行われることになります。

来たれ、君の真価を試す場所へ。

後見人&表現者、辻仁成

更新・第六回新世代賞「作品募集中、締切日は9月2日、そして、審査員の発表」



更新・第六回新世代賞「作品募集中、締切日は9月2日、そして、審査員の発表」

■ 審査基準
● 独自性・創造性があるかどうか
● 作品に芸術性があるかどうか
● 作品の背景や過程にストーリーがあるかどうか
● 鑑賞者が作品から感じられるもの・考えさせられるものがあるか

■ 募集期間
● 7月1日~9月2日
    (締め切りが9月2日に延長されました)

■ 賞
● 最優秀賞1名:30万円
● 優秀賞1名:10万円
● 観客賞1名:5万円
● SHIMOKITA COLLEGE賞 若干名

■ 展示・審査会・授賞式・結果発表
● 最終選考選出作品の展示:2022年9月24日・25日@SHIMOKITA COLLEGE
●結果発表、授賞式:2022年9月25日@SHIMOKITA COLLEGE
9月24日は現地で観客賞の投票を予定しております。展示・審査会・授賞式の詳細は追って告知いたします。

■応募資格
●原則として25歳以下
2023年3月31日の時点において、アートやデザイン、建築関係、文学・社会学関係はもとより様々な分野の専門学校や大学(大学院)等に在籍している学生。または、学生ではないが、原則として、25歳以下の方。(26歳以上の方は事務局にお問合せください)

■ 応募方法
● 募集フォームからオンライン提出

● 提出物(コンセプトシート・作品のデジタルデータを応募フォームよりご提出ください)

○ コンセプトシート:紙面(A4サイズ1枚程度。デジタル・手書きスキャンいずれも可)
○ 作品:紙面(静止画・デジタルデータ) サイズ:タテ280×ヨコ1030mm
アナログで作品を作成した場合は、スキャンの上データをお送りいただくことを推奨しております。
どうしてもスキャンが難しい場合は、写真撮影し作品が鮮明に写っていることを確認の上、データを送付ください。

■ 応募条件・留意点
●コンセプトシートの言語は日本語を使うこと(国籍は問いません)
 ※作品はその限りではない。
●作品の表現が提出物で完結していること。コンセプト・企画案などは募集対象外

■個人またはグループでも可
●複数応募可  
●作品は、応募者自身のオリジナルで、国内外未発表のもの
●他コンペへの二重応募は不可
●18歳未満の方は、保護者の同意があること(入賞の際、同意を確認。同意がなければ取消しの可能性有)
●提出物は返却はいたしません。必ず控えをとってから提出してください

●その他、第6回アート&デザイン新世代賞の注意事項(フォーム内募集概要に記載)に同意していること

■参加費:無料

■著作権
・著作権は応募者に帰属する。ただし、主催者は応募作品の展示・発表、受賞者情報発表の権利を保持する。
・受賞作品がその後、何らかの形で商品化される場合、条件等は個別に話し合い、取り決める。
・「広告掲出審査基準(関東交通広告協議会)」に照らし合わせて掲載が難しいと判断した場合、掲載を見送る可能性がございます。

■主催:3社
Design Stories 
SHIMOKITA COLLEGE新世代賞実行委員会
小田急電鉄株式会社 

■ お問い合わせ・作品提出先
第6回アート&デザイン新世代賞事務局(SHIMOKITA COLLEGE新世代賞実行委員会内)
E-mail:shinsedaisho@hlab.college
住所:〒123-0056 東京都世田谷区代田五丁目20 HLABオフィス

▼応募フォームはこちら
https://forms.gle/QV6NJBRZbaWG7fzB6



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デザインストーリーズ編集部(Paris/Tokyo)。
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