第五回新世代賞の審査会が先ほど終了した。
フランス、日本、アメリカをつないで、初めての試みとして、オンラインによる公開審査が行われた。MCはアメリカ在住の学生、岩崎さん。
そして、中継地点は、今回からこの新世代賞の運営部門を担当しているシモキタカレッジ。
運営は若い寮生たち、十数名。
スポンサーの小田急電鉄の若手社員の皆さん、それから配信を担当した地球カレッジチーム、マッチング社の皆さん、などがそれぞれの持ち場でベストを尽くしてくれたおかげで、スムーズながら、和気あいあいとした、公開審査となった。
審査を担当したのは、当サイト主催の辻仁成をはじめ、まちづくりプロデューサーの甲斐徹郎さん、カルディの尾田大介さん、建築家の宮崎晃吉さん、下北沢商店連合会会長の柏雅康さん、下北を根城にするミュージシャン奥村大さん、そして、新世代賞第一回の受賞者中村暖さんという布陣であった。

※　シモキタカレッジで運営をする寮生の皆さん！！！

候補作品はどの作品も素晴らしい、力作ぞろいで、選考会ははじまりと同時に白熱し、けれども、落とすことよりも、新しい才能をひろいあげることを第一の目標に掲げているだけあって、最後まで優しい空気に包まれていた。
長い討論の結果、・・・
最優秀賞、優秀賞、特別賞３点、そして、シモキタカレッジ賞の計六作品が選ばれることになった。
続いて行われた授賞式では受賞者の喜びがネットを通して生で伝えられると、会場から大きな拍手が巻き起こった。

受賞コメントの最中に、声を潤ませる人もいて、その初々しさや若々しさが、まさに、新世代賞の真骨頂なのであった。
※　作品は後日、なんらかの形で下北沢駅構内に展示できるように、現在、協議中です。

グランプリ

・森川芹
誰かを待つ誰かへ。
詩（五十音）

優秀賞

・藤本泰成
奏でるきかい
アート・デザイン・プロダクト（奏でる改札機）

特別賞三点

・島田智世
よりみち
デザイン（案内表示）

・Let me…
WHO AM I
音楽とアニメーション（映像）

・輝蕗
舞台「駅の唄」
舞台美術プラン（舞台模型）

シモキタカレッジ賞

・AFTER I DIE
STATION
音楽

受賞された皆様以外にも、候補になった方々の作品はどの作品も可能性のある作品ばかりで、審査は長い議論を重ねました。こちらに候補作に残った作品を含め、展示したいと思います。御覧ください。

最終審査に残った10作品下記にまとめてあります。
https://match-ing.jp/shinsedai/