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第3回アート&デザイン新世代賞、始動! Posted on 2019/02/05 Design Stories
新世代賞が日本の未来を支えます!
新世代賞はおかげさまで第2回の受賞者と作品を輩出することが出来ました。第1回目の受賞者中村暖君(23歳)は副賞であるロンドン留学の経験をいかし、現在日本で大活躍、飛ぶ鳥落とす勢いに転じています。地元佐賀新聞では一面フルで紹介され、彼が企画する作品展が3月に青山スパイラルで開催されます。コンビニのビニール袋で鰐革のカバンを作るという驚くべきエコロジー的再生産型の発想は海外でも評価を受けました。また本年度の受賞者立花和弥君も23歳の大学生です。ダイナミックなスケール感を持った発想のすばらしさが審査員の満場一致を得ての受賞となりました。熊本地震後の負の遺産を未来に向けるアート作品へと変換させ、人の中にある様々な記憶までをも次世代に届けるというこの発想の高さに僕をはじめ全審査員が唸りました。創造性の質も高く、公共性もあり、しかもその発想は世界的です。このような若い世代を支え、外に出すことを新世代賞は目的としています。日本は今、高齢化社会を目前に、経済も文化も様々なところで閉塞感に苦しめられていますが、ここを突破するために必要なのは若い人たちの創作力です。素晴らしいデザインには素晴らしいストーリーが宿ります。デザインとストーリーが生み出す、私たちの未来のハーモニーを本賞がサポートします。25歳以下の若者を対象とする賞はほとんどありません。僕が新世代賞を思いついたのは若い世代こそがこれからの日本を支えるはずだと思ったからです。応援してくださる企業や経験者、仲間も集まってきました。第3回への期待感は膨らんでいます。同じ志を持たれる方々、学校、企業、個人、ぜひ、私たちのこの活動にお力をお貸しください。そして、若者よ、君たちの新しい力こそが何より今、必要なのです。さあ、ここに集まれ。第3回アート&デザイン新世代賞、始動!
バッグ「NEO CROCODILE BAG」のためのワニ皮のテキスタイルシート・中村 暖さん(23歳)
「見慣れた景色 見慣れない風景」 立花 和弥さん(23歳)
アート&デザイン新世代賞は若き学生を対象とした全く新しいカタチの新人賞です。第1回のテーマは「生活に寄り添う」、第2回目は「古きものを新しく」でした。さて、今年のテーマは・・。
■審査基準
・デザイン性・アート性・ストーリー性
■応募資格
2020年1月31日(金)時点において、アートやデザインの専門学校や大学(大学院)等に在籍している学生。または、学生ではないが、原則として、25歳以下の人で、アートやデザインの勉強をしている方。(26歳以上の方は事務局にお問合せください)
第3回アート&デザイン新世代賞・募集要項につきましては詳細が決まり次第、デザインストーリーズ誌上にて発表いたします。若き世代の皆さま、デザイナー、アーティストの方々、夢に向かい頑張っている多くの皆さまの作品をお待ちしております!
◉新世代賞事務局
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜4-10-7 (WeBase 鎌倉内)
E-mail: tokyo@designstoriesinc.com
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