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家庭フレンチの定番を「カレーより簡単。即席、ビーフストロガノフ」 Posted on 2022/11/11 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ

時間がない時のお助けメニューにビーフストロガノフはいかがでしょうか。超簡単、超美味しい一皿。炊飯器のスイッチを押して、ご飯が炊ける間にちゃちゃっとできてしまいます。
日本では日本風にアレンジされたちょっと豪華なビーフストロガノフが一般的になっているようですが、実際には、本場のレシピはもっとシンプルで家計にも優しいものなのです。

ところで、この「ビーフストロガノフ」という料理の由来には諸説あります。ちなみに、フランスでは、パヴェル・ストロガノフ伯爵の邸宅に仕えていたフランス人シェフが、ロシア人伯爵の味覚に合わせて、フランスの牛肉のフリカッセをアレンジして作ったもの、とされています。フランスには20世紀初頭にロシアから伝わったようですが、レシピがほとんど一緒の牛肉のフリカッセと同じものという認識な気がします。



ビーフストロガノフ(2、3人前)

牛肉(薄切り、もしくは、フランスのバベットを細切りにする)200g、玉ねぎ1個、マッシュルーム6個、ニンニク1片、小麦粉大さじ1、ビーフブイヨン1個、お湯1カップ、白ワイン50ml、ウスターソース大さじ1、ケチャップ大さじ1、中濃ソース大さじ1、バルサミコ酢大さじ1、砂糖小さじ1、バター10g、サワークリーム、もしくは生クリーム(*)100ml、サラダ油大さじ1
*フランスではクレームフレッシュを使います。

家庭フレンチの定番を「カレーより簡単。即席、ビーフストロガノフ」

フライパンにサラダ油をひき、みじん切りにしたニンニクと薄切りにした玉ねぎとマッシュルームを炒め、しんなりしたら塩胡椒をして小麦粉をまぶした牛肉を加えて炒め、サワークリーム(生クリーム)とバター以外の材料を加えて、煮込む。
お肉にはすぐ火が入るので、15分ほど煮込んで野菜がとろっとしてきたら、生クリームとバターを加えて完成。
お皿に白ごはんとビーフストロガノフを盛り付け、最後にパセリやバジルなどハーブを散らして完成。



我が家の子供たちは「ご飯と一緒に食べるとリゾットみたい!」と言いながらぱくぱく食べてくれます。
まさか30分で完成した料理とは思えないビーフストロガノフ。
明日の献立に悩んでいるならば、ぜひお試しください!

家庭フレンチの定番を「カレーより簡単。即席、ビーフストロガノフ」



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パリ在住の料理好き。特にトラディショナルな料理に魅力を感じている。