JINSEI STORIES
日本で買って帰った中華調味料でめっちゃおいしい担々饂飩麵! Posted on 2025/03/24
某月某日、朝、アトリエの塀の上で愛を奏でる二羽の鳩を目撃した。
なかなか興味深い行動なので、30分くらい、この二羽のやりとりを眺めていた。
たぶん、オスの方が一生懸命、メスを口説いていた。
口説き方だが、これまた不思議で、近づいて、おじぎをするようなポーズをとる。尻をあげ、頭を地面まで下げるのだ。
メスは、じらすように、遠ざかる。まるで映画みたいだった。
近づき、愛を奏でるオス。いやーん、といいながら、離れるメス。
しかし、その距離は次第に近くなり、最後、二人はキスをした。
しかも、そのあと、交尾???
えええええ、何やってんだよ、人んちの塀の上で!!!!
すると、そこにどこからか、別のオスがものすごい勢いで飛んできて、二人の行為を妨害したのだ。
「てめー、人の女に手を出しやがって!!」
みたいな、勢い。
おおおお、ご主人、登場か! 修羅場やな。
つまり、不倫をしていた?
このオスとオスが、塀の上で喧嘩になると、メスはあっという間に、どこかへさっさと逃げてしまった。
残った、オスとオス、激しく戦いはじめるが、結論は出なかった。
で、これも、珍しい行動だけれど、お互い、胸を張って、威嚇行動に出たのだ。
かわいらしい、威嚇であった。
あはは。
なごんだ。人間と何が違うんだろうね。。。
※ どこからか飛んできたオスの鳩が、不倫相手を攻撃しはじめた、図。
※ 威嚇しあう、オス、二羽。
「てめー、二度と俺の女に手を出すなよ」と右。
「ふん、お前なんか、こわかねー」と左。
さて、今日の献立なのじゃが、わしの得意料理、「なんちゃって担々麺」を皆さんに、こっそりと、お教えしたいのであーる。ふふふ。
実は勿体ぶるほどのご馳走じゃないのだが、これが、普通にめっちゃ美味い。
冷蔵庫の調味料庫にある、中華調味料を利用して作る。
特別なダシなどは作らないので、とっても簡単で、便利なのじゃ。
必要なのは、ひき肉、フランスでは豚ひき肉は売ってないので、牛にしたが、なんでもいい。豚の方がうまいかもしれない。鶏ひき肉でもよかろう。
冷凍庫に、凍らせたあまりものの牛ひき肉がちょっとあったので、それで作った。
で、うどんはたまたま、細いうどん(おかべの細うどん)の乾麺があったので、これにしたけれど、スーパーで売っているラーメンの麺でも、ちゃんぽんの麺でも、なんでもええ。
マジで、その辺は、食糧庫、冷蔵庫と相談をしてもらいたい。
それでは、ぼくが冷蔵庫から見つけ出した、調味料を紹介しましょう。
今回、使ったのは、こんなところ。
甜面醤(てんめんじゃん)の下にあるTHINとあるのは、胡麻のペーストである。中華の芝麻醤(じーまーじゃん)なら、なお素晴らしい。
ひき肉をフライパンで炒めるのだけれど、そこに、豆板醤と甜面醤を入れた。
なんか、肉みそっぽい感じになるのだ。
で、スープは、湯を沸かし、シャンタン、を入れたが、鶏ガラスープの素で十分。
なんでもいい。そういうもので、ダシを、とればいいので、鳥だしの素系、なら、なんでもええ。
で、同量の豆乳をいれて、味噌をちょっと加える。味噌はなんでもいい。好きな味噌でいい。ただ、白味噌にすると、甘くなるよ。
んで、ここに芝麻醤をいれる。(胡麻ペーストでいいよ)でも、ぐんと、担々麺ぽくなる。
ごま油は必須かな、ぐんぐんと担々麺っぽくなる。
あ、ラー油ね、ラー油もちょっと足そう。ぐんぐんぐんと担々麺っぽくなる。
ザーサイの細切りとかあると、なおいいね。なおいい。ぐんぐんぐんぐんと担々麺っぽくなる。
塩胡椒とかして、醤油とか、少し足してもいいかも。
味見して、何か足したくなったら、やってみたらいい。なんでもええ。
じゃあ、スープが出来たら、茹でた麺をいれて、上に、先ほどの炒めた中華風の葱とか、パクチーとかを、好きなだけ、かける。半熟ゆで卵とかあると、雰囲気出るね。
ほら、これでもう、美味しそうやね。
最後に、ぼくは、写真左から二番目の、薬味葱醤(やくみねぎじゃん)をトッピングしたのね。ザーサイがなかったから、でも、美味しかった。
日本で見つけた、調味料ばかりだけれど、やってみてね。
※ ああ、最高だった!
アトリエのドアがあまりにぼろぼろで、泥棒なら、いともたやすく、すぐに開けられることがわかり、絵が盗まれたらいけない、と、ここだけは、お金をかけた。
笑。
ジェロジェロが、ドアの強化をしてくれたのじゃ。頼もしいやつであーる。
最初は、友だちだから、手伝ってくれていたんじゃが、けっこう、大事になってきたので、話し合い、半分仕事にしてもらいました。
えへへ。助かります。
※ 数百人しか住んでない田舎で、日本人、目立ちます。作業着と普段着が一緒。(*`艸´)ウシシシ
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
アトリエのお隣のおじいさん、ミッシェルさんと仲良くなりましたよ。90歳。奥さんが2年前に他界され、いまは、おひとり暮らしだそうです。とても素敵な方で、昔は書店を経営されていたそうです。三四郎のことも気に入ってくださり、また、ここから新しい物語がスタートする、予感。ぼくの母さんと同じ年なんです。なのに、活舌が良くて、メガネもかけてなくて、背筋も伸びており、たいへん、立派な紳士でした。長生きの秘訣、ききましょう。
25日、日本時間、22時から、生放送、ラジオ・ツジビルをやります。朗読をしますよ、今回は・・・。きっと。TSUJIVILLE!!!!
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【お知らせ、まとめ】
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2、ラジオ・ツジビル生放送、月3回、次回は、15日、日本時間、22時スタート
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5,個展「LE VISITEUR OKAYAMA」、岡山天満屋:2025年7月23日(水)~28日(月)
6、サティとラベルの曲を演奏しながら、これまでの作品をも鑑賞できるYouTube
7,パリ個展「LE VISITEUR PARIS」、ギャラリー、20THORINY。10月中旬からだいたい2週間、予定。
8,引退公演「大阪フェスティバルホール」ライブ配信、全プラットホームにて。