JINSEI STORIES
アトリエの壁をみんなで塗ってから、豆乳タンタンメンもどきを食べた。 Posted on 2025/03/07
某月某日、ノルマンディのアトリエ、いろいろと出来てきた。
思った以上に作業場が広くとれたこと、それから、長年使われていなかった、キッチンが使えることになった。でも、けっこう、素敵なキッチンなのだ。食器を運んで、料理もできるようになっている~。(今はガスだけれど、IHにする予定)
十年おちの冷蔵庫まで持ち込んだ。
もう、住めるレベルじゃん!
作業がはかどって帰りたくなくなったら、ソファベッドがあるので、そこで寝ればいいじゃんねー。
着実に、アトリエが出来つつある。(なんとか、秋のパリ個展にむけて、夏前には、作業が出来るまでに、レベルアップしたいところ)
で、今日はたてものの西側の壁を塗ろうということになって、ジェロジェロたちがやってきて、その息子のパブロ君なども手伝い、ぼくの好きな、ちょっとくすんだベージュ色に塗り替えたのであった。
天井まで6メートルくらいある。
壁の崩壊もはじまっていたが、修繕をし、塗り替えて、新しくする。
お隣の人の許可も得て、さ、塗るぞ!!!!
※ 手前の青い芝生のところは、お隣のおばあちゃんのおうち。パリで買ったマカロンを持っていき、ご挨拶。「ええと、日本の画家の辻と申します」「へー、画家さんのアトリエになるんだね」「はい、あはは」☜、ウソついているような気分になった。
ということで、今日はジェロジェロのスタッフや息子さんたちに、父ちゃんがタンタンメンを作ってあげたのであーる・ぱちーの。
豆乳を使うことで、濃厚な味わいが出る。
前回、辛ラーメンをカルボナーラにした時に、豆乳をつかったのだけれど、別に辛ラーメンで作らんでも、パスタを重曹でゆでると中華麺になるので、(ほんとうです!)、その方法で、作った。(ただ、普通よりも、長めに茹でないといけない。重曹は大匙1程度。入れた瞬間、一瞬泡立つけれど、基本は大丈夫、慌てないでね)
で、鍋でスープを作るんだけれど、まず、にんにくと豆板醤で、好きな肉を炒める。今日は、豚肉を細切れにして、使った。
豆乳を温めたら、そこに、鶏ガラスープ、または、中華だしスープの素、などをいれ、味噌、練りごま、すりごま、醤油、豆板醤、などを加え、濃厚なスープの完成。味見をして、塩胡椒ね。
で、そこに、大量のきのこを入れ、その上に、刻みキャベツをどかっとぶっこんだ。白菜でも、なんでもよかです。
※ こんな感じになれば、スープの完成。
はい、ここまでいいですか?
茹で上がった麺を皿に盛り、その上から、タンタンメンの具材をまず載せ、そこにスープを注ぐ。上に刻みネギを載せて、ラー油とか、胡麻をふりかけて、はい、完成。
これがね、めっちゃ、美味しいのよ。
おにぎりは、写真撮り忘れたけれど、ツナマヨのおにぎりにしてやったら、一瞬で、完食なのでありました。
さて、作業は続くよーー。
完成したら、200号くらいのバカでかい、絵を描いてやるんだ。これは日本へは送れないので、フランスの展覧会用になるかな・・・。
頑張ってるね、父ちゃん。ふふふ。
楽しい。
いいことだ。人生は楽しんでこその人生なので!!!
みなさんも、豆乳タンタンメン、挑戦してみてくださいね。
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
自分の場所を作り上げるって、大事ですよね。ぼくは家内制手工業だから、小説書いたり、ギター弾いたり、絵を作ったり、彫刻したり、そういう場所があればどんどん作品が出来ますからね、一人文化部だから、ノルマンディの田舎にひきこもって、世界の喧騒から遠く離れ、創作に没頭したいと思っています。あと、料理ね。えへへ。
人生を食べつくすぞー!!!!
父ちゃん、先日YouTubeにアップした、サティとラベルのクラシックギターバージョンを、大音響で流して、絵を描いていますよ。自分が演奏した音を聞きながら、キャンバスに向かうと、想像力が増すから、不思議だねー。大音響でかけると、かっちょええよ、あはは。お隣の皆さん、ごめんなさーい。
ということで、みなさんも聞いてみてください。サティのジムノペディには、ぼくの描いた絵が、挿入されています。斬新で、面白い試みでした。撮影&編集は、ツジビル副村長の山下さん!!! いつも、ありがとう。
☟ こちらのURLをクリックね。
https://youtu.be/CF5m6r4KUKE