某月某日、今日は一日、心の置く場所を探すような、静かな気分で過ごす日にしたいと思います。それはさておき・・・。
昨日、起きたら、マガジンハウス編集者Oさんからメールが入っていたのであーる
「お世話になっております。嬉しいお知らせです。エッセイ集「犬と生きる」、発売一日目にして３刷が決まりました。引き続きよろしくお願いいたします」
昨日発売されたばかりなのに、と驚く、父ちゃんであった。
皆さん、ほんとに、ありがとうございます。ぺこり。
犬好きな皆さんがこんなにいたんだ、と思うと、ね、思わず、相好が崩れるわ。
そうとは知らず、三四郎は今日もマイペース。
他のわんちゃんたちは、みんな前を向いてすたすたと歩いている。
でも、三四郎だけは、地面に鼻をくっつけて（押し付けて？）、くんくん、匂いを嗅ぎながら、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
ぼくがリードを引っ張っても、反対側へ行こうとする。しかも、足をふんばって、かなり激しい抵抗をする。どこに行きたいんだね、君は！！！
だから、連れていきたい方角がある場合は、あえて、反対側へリードをひっぱらないとならない。そうするとぼくが連れていきたい方角へむかってくれる。
マジで、面倒くさい犬なのだ。
しかも、いつもクッキーをくれるカフェに行こうとする。
「今日は行かないよ」
とリードを引っ張ると、全身を傾けてめちゃくちゃ抵抗するのである。
やれやれ、頑固にもほどがある。
歩いてくれよ、と頼んでも、いっこうに動かないさんちゃん様・・・。
とほほ。
家ではいい子なのに、外に出ると、別人ならぬ別犬になっちゃうーー。なんで？？？

ということで、疲れた脳と身体に、甘いものが必要だから、今日は皆さんに、クランブルの作り方をご指南させていただきます。
アップル・クランブルだよ。
はい、クランブルとはどういうものか、まずは、完成写真から、どうぞ～。

では、クランブルの生地から、いきましょか。
小麦粉50gバター25gカソナード25gシナモン適量 バターを1センチ角に切って10分ほど冷蔵庫で冷やし、ボウルに材料を全部入れて指ですりつぶす。
バターと粉類が混ざりそぼろ状になったらジップロックに入れて冷蔵庫にいれておく。

クランブルの生地を冷やしている間に、りんごをサイコロ状に切り、小さなお鍋にバター少し加えて火を通していく。
味見をして甘みが必要であれば少し砂糖を足して柔らかくなるまで煮る。
バニラビーンズがあれば加えてもよい。
ここはお好みで。

写真のような小さな器にりんごを敷き、上からクランブルをかけて、２００度に予熱したオーブンで１５分ほど焼いたら完成だよーん。

バニラアイスやサワークリームを載せて、砕いたアーモンドをトッピングしたら、はい、ボナペティ。
これが、めっちゃ、美味しいんだ～。

実は、絵を描きながらも、同時進行で、小説もはかどっているんだよね。
この小説は「前日」というタイトルの作品になる予定で、この夏の日本橋三越本店での個展にも、その作品が展示される。
美しいノルマンディの風景画なんだけれど、何かが起こる前日、を描ているんだ。
で、小説はその中身について書かれている。面白いでしょ？
ぼくも、面白いなー、と思う。
この小説の「前日」は、短編が、秋に三田文学に掲載される予定で、そこから、長編の構想へとつながる。序章だね。
何かすごい出来事が起こる直前って、気が付かないけれど、前日とかに、晴れ渡る青空とかが広がっていたりするじゃない、そういう世界感なのだけれど、早く、絵を見てもらいたい。
何かが起こる前の世界を描いているので、父ちゃんは預言者か、みたいな不思議な世界が展開されます。
じゃあね、クランブルでも作って食べて、脳の空想域をたかめよ！

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
三四郎って、このように、めっちゃいうこと聞かない子なんですが、でも、創作疲れが、頑固なさんちゃんによって連れ戻されるというか、癒されるというか、うん、かわいいから、ね、犬のかわいらしさったらないですよね。ぼくは霊感が強いので、時々、悪霊に付きまとわれるんだけれど、三四郎が守ってくれるの。マジで、犬は守るよ、人間を。詳しくはまたの機会に、お話しますね。でも、犬には見えている世界があります。ほんとうです。人間は、パラレルに交差するもう一つの世界を見ることが出来ないんですよね。だから、犬がアンテナがわりなってくれて、ぼくは守られている、というわけ、えへへ。
今日も、良い一日になりますように。

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