JINSEI STORIES
フランスごはん日記「息子から夕飯の写真が届く。アイデア最高なのでアレンジして真似てみた」 Posted on 2025/01/24 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、息子くんから、前に教えた鯛のグリルの写真が届いた。
二人分なので、当然、ガールフレンド君に作ってあげたのであろう。気になったのは、パスタ、であった。
「なんで茶色いの?」
とラインをすると、
「あのね、味噌味にしてみた」
おおお、それは絶対美味いやつじゃん、と思った、父ちゃん。
鯛と味噌との相性が抜群なのは、日本人なら、わかる。
そうきたか、と彼の成長を喜ぶ父であった。
というのも、昨年のクリスマスくらいに、息子に鯛のポワレの作り方を教えたのだが、ついに、それを実現させた、ということなる、しかも、進化しておーる。
美味しそうに、出来たね。
ということで、今日は、息子のアイデアを頂き、ぼくは鯛のポワレに味噌のリゾットを添えてみたのだけれど、これがもう、異常に美味しかったので、はい、レシピです!!!
どうぞ、今夜の献立の参考にしてみてください。
材料は、鯛のフィレ、
エシャロット
味噌、
にんにく、
生クリーム
オリーブオイル
塩胡椒、
ってところかな・・・。
※、こちらが息子作の「鯛のグリル、味噌スパゲッティ添え」であります。にくいところは、マッシュルームのグリルがそえてあるところ、かな。笑。
ところで、息子に教えた、鯛ポワレの作り方に関しては、こちらをご参照ください。
☟
https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-5644/
はい、じゃあ、鯛のポワレにあわせる、最強の味噌風味仕立てのリゾット、レシピをご紹介いたいます。
今回は、エシャロットを使って、味噌風味のリゾットにしますぞ!
エシャロットを一つ、微塵切りにしましょう。
お米は、半合くらいで、今日は作りますが、お好きな量でどうぞ。
米を熱したフライパンに入れ、ちょっと軽く、餅でも焼くように、からいり、します。でも、焦げ目とかつけちゃいけないので、その手前まで、ここが、ミソ、笑。
そこにオリーブオイル、そして微塵切りのエシャロットとニンニクを放り込む。
味噌ソースは、オリーブオイル、生クリーム、味噌、だいたい全部小さじ1くらいで。
リゾット完成まで、だいたいですが、18分くらい、と覚えておいてください。でも、量とか具材とか、投入する水分で違ってくるので、味見をしながら、ね。
まず、野菜ダシを水で薄めたもの、で、米を炊いていきます。そこに、白ワインも結構いれちゃいます。味の様子をみながら、ダシが強い場合は、水、に切り替えてください。
最後に、完成間近に味噌ソースを小さじ1程度から試していれていきます。1,5くらいmでいけるでしょう、半合に対して・・・。
鯛のポワレに関しては、上のURLをクリックして、過去日記をご参照あれ。
ということで、こちらが、完成した鯛のポワレ、味噌リゾット添え、になりまする。皮目がパリパリで、味噌リゾットと、抜群の相性でしたよ。スーパーで、鯛の切り身が安く手に入ったら、お試しくださいね。皮パリが必須です。
ボナペティ!!!
つづく。
今日も読んで、作ってくれて、ありがとうございます。
鯛はね、ぼくの場合は、お刺身か、このポワレ、と決まっています。鯛のポワレは息子が子供のころから、大好きで、何度も何度も作ってやったので、彼のポワレも間違いなく、美味しいでしょうね。ガールフレンド君、「美味しいです」といつも嬉しそうに言うので照れる、父ちゃんでありました。
ついに、大阪フェスティバルホールでのラストライブ、世界各地の音楽配信サイトで配信がスタートしました。無料で聴けるところもあるので、ぜひ、聞いてみてくださいね。
そして、次のラジオは、25日になります。日本時間、22時から、です。
☟