JINSEI STORIES

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」 Posted on 2025/01/17 辻 仁成 作家 パリ

某月某日、とっても美味しい焼きニョッキを一緒に作りましょう。
今日は「レンコンと鶏ひき肉の味噌バター焼きニョッキ」!!!!!!
まずは、材料から、
ニョッキ(市販のもので大丈夫です)
鶏ひき肉
レンコン
バター
味噌
オリーブオイル
生クリーム
バジル
唐辛子
山椒
白ワイン
くらいかな・・・。

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」

今回、ぼくは前回手作りをして、冷凍庫に保管していたニョッキを使用。
もしも、手作りしたい方、簡単ですので、こちらから、「手作りニョッキ」の作り方、レシピをチェックください。

https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-5513/

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」

ボウルに、味噌大匙1,生クリーム少々、水を加えて、ソースにする。

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」

こんな感じになりまする。

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」

フライパンにバターを、これで炒めるっていう寸法なのであーる。

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」

大事なことは、ニョッキは、動かさない。とくに手作りのニョッキを焼く場合、崩れやすいので、動かさず、片面がこんがり焼き色がつくまで、弱火で、焼くこと。必ず、弱火から、やってね。市販のニョッキも、弱火から、次第にこんがりへ・・・。

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」

で、それをひっくり返す。ぼくはなんと菜箸で、一つ一つひっくり返した!!! ひっくり返しの術。急ぎましょう。笑。



と、ここまで、よろしいかな?
これをする前に、やっておくべきことがあるので、時間を少し戻すことになるが、ニョッキの上に載せるレンコンと鶏ひき肉の炒め物を作らないとならない。
レンコンは、角切り、細かなサイコロ状にして、鶏ひき肉には塩胡椒をまぶしておく。

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」

鍋に、オリーブオイルをひき、唐辛子をいれ、香りがうつったら、鶏ひき肉を炒める。
それから、レンコンを続いて、炒める。
これだけでも美味しいわな、というくらい、丁寧に炒めてくだされ~。

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」



さて、そしたら、バター焼きがちゃんと出来たニョッキに、先の味噌クリームソースをかける。かけて、よく混ぜる。
ニョッキに、バターの風味と味噌の深みが加われば、最強、まちがいなし。
ここで、白ワインをちょこっと回し掛けしてもよい。

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」

う、うまそうだ。
ここまでくれば、勝ったも同然である。やった!



お皿に、まず、焼きニョッキを配置し、その上に、レンコンと鶏ひき肉の炒め物載せ、そこに、バジルをふりかけ、場合によっては、オリーブオイルをちょっと回し掛けして、完成である。(胡麻をつぶして振りかけておくのも、あり)
ああ、これは、昨今、作った父ちゃんパスタの中でも、トップクラスの出来栄えなのでありました。
ボナペティ~!!!!!!!

フランスごはん日記「これは傑作、レンコンと鶏ひき肉の味噌バターニョッキ、という新しい試み!」



つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
レンコンのしゃきしゃき感と、ニョッキのずわずわ感の正反対の食感が口の中で、見事にマッチする、極上の一品なのであった。想像して、作ったのだけれど、これは、マジで、美味しかった。ぜひ、みなさん、試してもらいたい。最近、日本でも、市販の生ニョッキというのをよく見かけるようになったので、手作りが難しい場合はそれでやりましょう。その場合も、弱火から、ニョッキを動かさないで、じっくりと炒めてくださいね。

自分流×帝京大学

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