JINSEI STORIES

フランスごはん日記「おせちに飽きたら、たとえば残ったじゃがいもで、ガレット焼き、とか」 Posted on 2025/01/03   

某月某日、おせち料理って、まだ作っている家庭はたくさんあるのだろうか、ぼくが若い頃はどこもかしこも、三ヶ日は、みんな「おせち」であった。
日本を離れて二十数年になるが、正月を日本で過ごした最後がいつだったか、思い出せないので、おせち料理をいまだに皆さんが作られているか、ちょっとわからないのだけれど、どちらにしても、おせちのようなものに、飽きたら、お好み焼きのようなガレットなど、いかがだろうか、ということで、父ちゃんからの提案なのである。
うちは、昨日は息子たちが来たが、今日は、シェフ仲間たちが集まるので、鴨を焼いて、ふるまうことにしているが、付け合わせに、ジャガイモがいいだろうと思って、お好み焼き風ガレットにしてみた。
繋ぎに小麦粉を入れると、超簡単にできるのだけれど、カロリーがちょっと増すので、ダイエット中の父ちゃんは繋ぎ無しで挑んだ。
※ 結構、くっつかないので、みなさんはちょこっと小麦粉を入れてくだされ。
ということで、さっそく、作り方というか、笑、手順をご紹介しましょう。

フランスごはん日記「おせちに飽きたら、たとえば残ったじゃがいもで、ガレット焼き、とか」

※ こちらは、鴨のグリルなのだけれど、処理をしてから、脂身を下にして、フライパンでじっくりと火を入れると、大量の脂が出てくるのでそれを使って、鴨の脂で作るフランス風お好み焼き、ということにしましょう。バターでも、美味しいので、作ってみたい皆さんは、バターでやってください。



目安レシピ:鴨脂で作るフランス風ジャガイモのお好み焼き
材料、
やわらかそうなジャガイモ
あはは。これだけであーる。
鴨の脂のかわりだと、バター、とか、サラダオイルで、よかです。
はい、ということで、鴨は炒めると、大量の脂が出るので、器に保管をしておいてください。これを、途中で、風味付けに、垂らしていきます。(しつこいようですが、バターで大丈夫です)

フランスごはん日記「おせちに飽きたら、たとえば残ったじゃがいもで、ガレット焼き、とか」

※ 鴨の脂。これでジャガイモを素揚げすると、めっちゃ、美味いよ。

ジャガイモは、超、細切りにする。
大きすぎると、くっつかない。
なので、ボウルにいれて、小麦粉を適当にまぶして、くだされ。
でんぷん質が出てきて、自然とくっつくので、出来るだけ細い方がよかである。小麦粉を入れる場合でも、細切りが推奨となる。

フランスごはん日記「おせちに飽きたら、たとえば残ったじゃがいもで、ガレット焼き、とか」

火加減は様子を見て、中火~弱火のあいだで、推移すること。
フライパンに、鴨の脂か、バターか、オリーブオイル、をちょっと入れて、全体になじませたところに、小麦粉をよくまぶした細切りジャガイモをまんべんなく、お好み焼きのような、満月型に敷いていく。
一瞬、強火にして、焼いてもよか。
でも、様子をみて、お好み焼きのコテ、があれば、それでくっつかないか、何度も様子をみながら、(フライパンをふりふりしながら、返しを差し込んで、フライパンにくっつかないように、様子を見ながら)、片面に焼き色が付くまで用心ぶかく、焼く。
んで、ひっくり返すのだけれど、小麦粉を使ってないと、固まりにくいこともあるので、その時は、お皿を上にかぶせ、せーの、でひっくり返すのだが、力の強い男性とかに、頼んでほしい。
か弱い女子には難易度が高い。
しかし、小麦粉を使っていれば、フライパン返し法で、かっこよく、ひっくり返すことも、出来る。できそうにない場合は、コテで、どうぞ。(-_-;)
で、鴨の脂があれば、周囲に垂らしていくと、鴨の味が染みて、最高にうまい、フランス風お好み焼きガレットが出来る。
もしくは、バターで、よい。バターも、美味しい!!! 

フランスごはん日記「おせちに飽きたら、たとえば残ったじゃがいもで、ガレット焼き、とか」

ということで、完成したら、これは塩だけで、十分に美味しいので、やってみて。
バターで作ったのなら、醤油とかね、あうかも~。
ふふふ。
ボナペティ。

フランスごはん日記「おせちに飽きたら、たとえば残ったじゃがいもで、ガレット焼き、とか」



つづく。

今年の夏の個展、もうすぐ、会場などを発表しますが、(25日頃に、情報解禁になります)が、仲介の画廊さんから、6月に正式な発表をしますので、それまでは個展会場への問い合わせは控えてほしい、という要請がありました。応援してくださっている皆さん、どうか、もう、ちょっとお待ちください。6月に各会場で細かい案内が出るようです。ということで、楽しみですね。

フランスごはん日記「おせちに飽きたら、たとえば残ったじゃがいもで、ガレット焼き、とか」

フランスごはん日記「おせちに飽きたら、たとえば残ったじゃがいもで、ガレット焼き、とか」

※ 毎日、アトリエで絵を描いて、あとは机に向かって、新作小説の構想&下書きをやっているので、髪の毛が伸び放題になっていて、お見苦しい限りですが、個展にむけて、全精力を傾けています。はい、次回のラジオ・ツジビルは5日になります。☟

TSUJI VILLE

フランスごはん日記「おせちに飽きたら、たとえば残ったじゃがいもで、ガレット焼き、とか」

※ 新作の一部が、額装されて、出来てきた。旅立ちを待っている・・・。いつだ。

自分流×帝京大学