JINSEI STORIES
滞仏ロックンロール日記「衝撃映像、65歳のアンカーマン」 Posted on 2024/12/04
某月某日、引退ライブ、アンコール、最後の最後に歌ったのは、ECHOES時代の「アンカーマン」というナンバーであった。
全編、2時間を超える熱唱のライブであった。
これで、ECHOESは見納めとなった。
最後の最後に、どうしても歌っておきたい曲があった。
1980年代、日本はバブルで、誰もが、せせら笑った歌詞だったが、今、まさに、この歌詞がやっぱり、どんぴしゃなのだ、と思った。
「日本の未来は思うつぼ、ぼくらの明日はタコつぼ」
さて、這い上がろうか、みなさん、ご一緒に!
今日は、ただただ、このナンバーを聞いて貰いたい。
65歳の、もはや、じじいの、父ちゃんが歌う「アンカーマン」!
底力で、熱血で、負けん気で、乗り切ろう。えいえいおー。
人生はつづく。
今日は動画を見てくれて、ありがとう。
引退公演、最後の最後に、大阪で、アンカーマンを歌って、一幕をおろすことになるとは思ってもいなかったが、これでよかった、と思いながら、父ちゃんはこの衝撃映像を眺めたのであった。まだ、若いのに、ね・・・。
25歳くらいの時代に、つくった歌を、65歳の今、こうやって、腹の底から歌えて、そこに集まった方々と時代を共有できたことはまことに、幸せだった。
大阪フェスティバルホールの全曲入りの記念DVDも残せたことだし、差し当たって、
思い残すことは、今のところ、何もない。
あはは。
よく生きたじゃないか!
本日、5日、パリから、ラジオ・ツジビル生放送やります。
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