JINSEI STORIES
フランスごはん日記「慌ただしくも短い東京滞在のあいまに、父ちゃんが時間を見つけては買った新食材!」 Posted on 2024/11/27 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、そして、パリに戻った父ちゃんであった。
重たいトランクの中に、慌ただしくも短い日本滞在中、時間を見つけてはコツコツ行きつけのスーパーなどに足を運んで、ちょこちょこと買い集めた食材たちを、今回も、ご披露させていただきたく。
いつもの、あの「東京でこんなもの買った」シリーズ、はじまりはじまり!!!
今日は付録に、三四郎のために買った「東京で見つけたスーパードッグフード」もあるのじゃ。
さらに、今回は軽井沢に行ったので、軽井沢の駅の売店で購入した長野県信州産地特産品も、いろいろあるよー、御覧いただきたい。
じゃじゃじゃじゃーーーーん!
※ パリは、日本と温度はさほど変わらない感じです。軽井沢が一番、寒かったっす。
ということで、いろいろと買ったのだけれど、気になるポイントを最初におさえておきたい。
何せ、今回は2024年の日本滞在でもっとも短い滞在でもなり、しかも、軽井沢のオーベルジュ、プリマヴェーラに宿泊したから、いわゆる生活必需品の補充には、今一つ、時間が足りず、だからかな、かわりだねが、多くなった!
西山製麺の太麺、これはもう大好物、これを4食買い込んだのだ。付属のスープもかなり美味しいので、これで北海道に行かないでも北海道の味を味わうことが出来るよー。ばっちり。楽しみだね。スタッフさんの賄いに出してやろうかな。優しいねー。あはは。
そして、こちらが、軽井沢で厳選して買ったものたちになるのだけれど、炊き込みご飯の素、これ、一合の米で作る一人用なのであーる。これを炊いて、上に梅を載せて、ほうれん草の味噌汁なんかと食べるだけでも、ちょっとご馳走になるんじゃないのー。反時計回りで、その隣が、信州産の唐辛子、その隣がピリ辛の信州産の野沢菜、その隣が、胡麻とクルミの味噌ツユなるもので、豚しゃぶとかクルミ蕎麦に最高だろうな、と思って買いました。信州は味噌だものね、間違いない。その隣が、駅前のスパイス屋さんで買った山椒ということになる。
で、珍しいところで、八海山の酒粕、八海山いつも飲んでいるから、期待感高い。サーモンとかの相性もいいので、鍋とかいいかもね。で、その横のが、はじめて手を出した「赤酢」、吟醸赤酢となっている。一度、赤酢をふりかけたご飯で、寿司を握りたかったので、清水の舞台から飛び降りるほどの覚悟で、買った、ウソ。あはは。かんたんに買えました。
で、こちら、事務所兼家についたら、腹ペコだったので、封を切ってぱくりと食べて、ああ、美味い、と唸った「こぐり」。
栗の形をした栗饅頭ですね。タイタンのマネージャーのOさんから頂きました。メルシー。12月9日までの期間限定発売品らしい、仙太郎という和菓子店が出している。急げ!
はい、最後ですが、今回、一番力をいれたのが、こちら、三四郎のおやつセットになります。歯磨きおやつとか、フランスのドッグフード店では手に入らない日本製品ばかり、ゲットしました。でもその中で、前回、誰かに頂いたものだったと思うのだけれど「きびなご」に食いつきよかったさんちゃん、ミッドタウンでも見つけたので、ゲットー。いや、よくこの短期間にこんなに買えたものです。で、空港では、資生堂の顔のクリーム、エイジング、リフト効果、もある、シミや皺に聞くクリームね、今、愛用していて、確かに首も皺がやや減ったかも、つるつるまであと2,3年かなー。がんばるよ。妖怪・化け物みたいな老人作家を目指して、えへへ。
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
もう、年末だからね、来週は画廊関係者さんたちが、事務所にやって来て、いろいろ打ち合わせとかあるし、ノルマンディのアトリエの工事とかやりに行こうと思っているので、そういう作業がはじまるかな、と思っています。あ、それから、東京滞在中、かなり暴飲暴食をやらかしたので、絶対、体重戻っているだろうと思って体重計にのってみたら、なんと、逆に1キロ、痩せていたよ。すごい。この勢いで、身体づくりに燃えたいと思っています。
12月は日銀が利上げに踏み切るか、そこですね。生活に直撃する問題としては、さらに、1月のトランプさん就任後の関税引き上げ、ここらへん、気にしている父ちゃんでした。
明日から日記も、通常運転、フランスを舞台に美味しいものを探しますぜ。お楽しみに!
さて、次のツジビル・ラジオ生放送は、12月5日を予定しています。
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