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フランスごはん日記「ニョッキが食べたいけれど、売ってない。大丈夫です。作れますよ!!」 Posted on 2024/10/25 辻 仁成 作家 パリ

ぼくがよく「ニョッキがモチモチ、おいしい」とここで描いているのだが、日本に行くと、なかなか見つけるのが大変で、高級スーパーに行かないとならない。
そこで、今日は、ご自宅でニョッキを作ってしまう方法を!!!
まずは、
■材料
<ニョッキ>
じゃがいも    500g
小麦粉      150g
卵黄       1個
塩        小さじ1/2
打ち粉(小麦粉) 適量
オリーブ油    大さじ1
※焼きニョッキにはバター15g、醤油少々を!

<パルメザンソース材料>
パルメザンチーズ 50g
生クリーム    150cc
白ワイン     50cc
塩・こしょう   適量



そしたら、茹で上がったじゃがいもの皮をむき、ボールに入れてフォークなどでよく潰す。
ここに小麦粉と塩を加えてじゃがいもと混ぜ合わせ、卵黄も加え混ぜていくのだ。
まな板でもいいけど、台の上に打ち粉をし、生地が滑らかになるまでこねすぎないように注意しながら成形していけ。
生地が柔らかすぎる場合は小麦粉を足すこと。
生地が手につかず滑らかになったら4等分くらいにして棒状に伸ばし、包丁で1個10gを目安に切っていく。
だんだん、ニョッキっぽくなってきた。

フランスごはん日記「ニョッキが食べたいけれど、売ってない。大丈夫です。作れますよ!!」

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切ったニョッキを丸めて、フォークの先を押し付けて、そこに模様を付けていく。
これ、父ちゃんの好きな作業になる。
こういうコツコツと楽しい下準備が料理の醍醐味でもある。丁寧の先に、美味しいが、待っているんだよ。
全部のニョッキに模様が付いたら、多めに小麦粉を敷いたバットに並べていくんだ。

フランスごはん日記「ニョッキが食べたいけれど、売ってない。大丈夫です。作れますよ!!」

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さて、次に、ソース。
鍋に白ワインを入れて火にかけ、アルコール分を飛ばしたらパルメザンチーズと生クリーム、塩・こしょうを入れ、沸かし、沸騰したら火を弱め、少しとろみが出るまで煮詰めていく。
ソースはこれでOK、ちょっと横に置いておくとしよう。



別の鍋に湯を沸かし、塩とオリーブ油を入れて、ニョッキを茹でる。
2~3分してニョッキが浮いてきたら水気を切りながら、隣で待機しているソースの入った鍋に加え絡まぜる。で、お皿に盛ったら、完成となる。

フランスごはん日記「ニョッキが食べたいけれど、売ってない。大丈夫です。作れますよ!!」

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そして、この「ニョッキ」だが、焼くと、さらに、味片になる。
イタリア人、「焼きニョッキなんて、邪道だ」と昔は言っていたが、最近は、若者を中止にヒットしつつある。
「焼きニョッキ」は、バットに並べて小麦粉を叩いたニョッキを茹でずに、そのままフライパン(テフロンでね)で焼いていく。
バター20gくらいとオリーブオイルを少々、弱火でカリカリになるくらいじっくりと焼いていくんだ。
最後に、お醤油を数滴垂らす、とさらに、味片になり、もはや、日本料理!
あはは。

フランスごはん日記「ニョッキが食べたいけれど、売ってない。大丈夫です。作れますよ!!」

ボナペティ!!!!!



フランスごはん日記「ニョッキが食べたいけれど、売ってない。大丈夫です。作れますよ!!」

「ええなー、ニョッキ、食べたいよねー」とのことです。あはは。
今日も読んでくれてありがとうございます。
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