某月某日、コルシカ島で食べたカラスミのリングイーネがとっても美味しかったので、真似をしてみようと思った。
でも、同時に、パリが寒かったので、スープ・パスタにしたいな～、と思って冷蔵庫を漁ったところ、冷凍庫にパセリを発見、冷蔵庫に台湾製のカラスミを発見、ま、同じものはできないけれど、なんとかなるかな、と思ったので、さっそく、作ってみた！　笑。

イメージとしては、ラーメンが食べたかったので、濃厚魚介風味のからまってくるよ、スープ・パスタ、という感じ！！！　いえーい！

まず、材料から！
１，にんにく
２，しょうが
３，たまねぎ、
４，パセリ
５，鷹の爪
６，アンチョビ
７，カラスミ
８，バター
９，あごだし
１０，紫蘇
１１，オリーブオイル
１２，塩胡椒
１３，白ワイン
１４，お水
どれも、お好みの分量でいいでしょう。あはは。あくまでも、目安レシピなので。

まずは、先に、フライパンで玉ねぎのスライス（適当でいいです）を軽く炒めておいて、そこに、
ペペロンチーノを作る要領で、にんにく、アンチョビ、鷹の爪、を入れ、オリーブオイルを多めに入れて、弱火で、香りを移す、のじゃ。
ここまで、だいたい、いつ通り・・・。（たまねぎが、いつもと違う感じかな）
香りが移ったら、微塵切りにしたパセリを投入し、馴染ませる。（多めがいいと思います。パセリ、カラスミとの相性抜群ですよ）
そして、ここが大事なのだけれど、すりおろしたカラスミ、もしくは粉末のカラスミをここで加えてください。
味をみつつ、やるように！！！　
塩分、個体差があるので、ね。自分の味覚を信じてやってください。
んで、麺を茹でつつ、・・・。
バターを、少々。５～１０ｇの間くらい、白ワイン、半カップくらい、ま、ともかく、お好みで加えて、風味をたたせる。（生クリームをちょこっと入れてもいいでしょう）
で、ここで水を投入します。一人分だったら１５０，二人分だったら３００ｍｌ程度。
今回、スープパスタを目指しているので、・・・。
本当はラーメン食べたいのだけれど、スープ・パスタ、という選択。
ここで、醤油を入れると、いきなり、和風になってしまうので、入れちゃいけません。
ぐっと我慢をして、かわりに、顎だしパックを、そのまま、入れて、ひと煮立ちさせる。
沸騰し始めたら、ダシパックは取り出し、捨てる。
今回は、茅乃舎のあごだしを使った！　便利。

※　ええと、まずは、常備している、カラスミのパウダーを使った。ほんもののカラスミは、最後で、使うことに。もっとも、全部、粉のカラスミでも大丈夫だよ。

アルデンテに茹で上がったパスタ（今日はいつものバリラの７番を使用）をフライパンの具とよく絡めてから、お皿に盛る。
そして、いよいよ、カラスミの登場であーる・ぱちーの！
これを、削り節器などをつかって、スライスし、麺の上にまんべんなく、配置。
さらに、千切りにした紫蘇を散らして、完成なのであーる・でこー。
やった。これがね、アンチョビ、カラスミ、顎だし、の魚介風味満点のスープパスタになるのであった。
コルシカのあのカラスミパスタとはかなり異なるものができたけれど、実に、美味かった。カラスミとアンチョビとあごだしの三位一体感、半端なく、えへへ。
では、ごっつあんです。
ボナペティ！！！

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
先ほど、三四郎を迎えに、パリ郊外まで、行き、無事に連れ戻すことが出来ました。今日は朝からバンセンヌの森を走り回っていたそうで、相変わらず、野性臭、すごかった。あはは。小一時間、お風呂にいれて、頭から尻尾の先まできれいきれいにしてあげました。
「パパしゃん、やっぱ、おうちが一番だわん」
だそうです。あはは。よかったね。
さて、個展、迫ってきましたが、父ちゃんのパリ、初個展のポスターができた、と知らせが来ましたので、これから、５０枚くらい貰いに行ってきます。かなり、パリ市内にポスター貼られるらしい、ですが、効果あるんでしょうか？　ま、画廊がやることですから、任せておきましょうかね。
ハイ、その個展、１０月４日の１４時から、マレ地区の片隅でスタートしますよ！！！

そして、次のラジオは、１０月５日の、日本時間、２２時から、になります。ご視聴ご希望の皆さんは、下のTSUJIVILLEのバナーをクリックください。