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仏飯日記「一味違う、さすがじゃ、フランスのホットドッグを作ってみた!!!」 Posted on 2024/09/22 辻 仁成 作家 パリ

某月某日、フランスのホットドッグをまかないで作って、ふるまった。
今日は事務所で、パリ個展の準備におわれた。
フランスの個展と日本の個展では、いろいろと違うことがあり、メトラルさんのアドバイスをもとに、会場におく、作品の紹介カタログやチラシの作成に時間を費やした。
スタッフさんも、お腹がすくだろうから、昨日、大量に作っておいたベシャメルソースを使って、ホットドッグを賄いで出すことにしたのだった。
ベシャメルソースを使うホットドッグ???
と驚かれるかもしれないが、ぼくもはじめて食べた時は、ケチャップじゃなく、ベシャメルソースが入ったホットドッグに仰天したものだった。
でも、圧倒的に、うまいのだ。
なるほど、そうなるのか、と驚くばかりのおいしさなので、ぜひ、ベシャメルソースを作ったみなさんは、やってみてほしい。
ということで、またまた、おさらいだけれど、ベシャメルソースの作り方は、こちらを参考にされたし!!!
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https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-5419/



仏飯日記「一味違う、さすがじゃ、フランスのホットドッグを作ってみた!!!」

※ 生のマスタードのつぶで作った、え? 生マスタードがこちら。こんなものをフランスでは買うことが出来る。粒がコリコリしていて、これが、マスタードか、と驚く食感なのだ。見た目は、白いキャビアだけれど、まさに、白いキャビアな味であった!!! 

仏飯日記「一味違う、さすがじゃ、フランスのホットドッグを作ってみた!!!」

それを、バゲットの内側にまず、塗るのであーる。もちろん、普通のマスタードでよいのであーる・ぱちーの。

仏飯日記「一味違う、さすがじゃ、フランスのホットドッグを作ってみた!!!」

そしたら、そこに、昨夜作ったベシャメルソースを塗る。写真を撮り忘れたが、フランクフルトソーセージは、一度、沸騰したお湯で皮パリに茹でてから、フライパンで焼くと、なお、触感がパリっパリっになるので、お試しあれ!

仏飯日記「一味違う、さすがじゃ、フランスのホットドッグを作ってみた!!!」

最後に、パルメジャーノチーズね! やっぱ、パルメジャーノじゃのー。あはは。

仏飯日記「一味違う、さすがじゃ、フランスのホットドッグを作ってみた!!!」

あらかじめ、180度で温めいたオーブンにぶち込んで、上のパルメジャーノチーズが溶けたら、出来上がりになる。

仏飯日記「一味違う、さすがじゃ、フランスのホットドッグを作ってみた!!!」

今日、みんなで作った、作品の解説書、である。英語版と、仏語版がある。けっこう、フランスの芸術界の方々がいらっしゃるというので、長谷っちとマネージャーのMMが英仏語を翻訳した。ふふふ、ぼくは、ホットドッグ担当であーる。



仏飯日記「一味違う、さすがじゃ、フランスのホットドッグを作ってみた!!!」

はい、焼きあがるとこんな感じになるのである。齧ると、表面がカリカリ、中がしっとり、ジューシー、しかも、ベシャメルソースの深い味わいが口の中で広がって、今までに食べたことにない、味わい! 
もう、最高なのであーる・ぬーぼー。

仏飯日記「一味違う、さすがじゃ、フランスのホットドッグを作ってみた!!!」

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
ということで、フランス版ホットドッグ、最高でした。美味しいものを食べるとみんな、仕事頑張れるから、いいですね。この勢いで、個展も、やり遂げちゃいましょう!!!
えいえいおー。
さて、その個展は、10月4日から(毎日、14時から19時)、スタートします。12日まで。最終日は、17時くらいには、撤収となります。もしかするともっと早く、撤収になるかもしれません。何せ、フランスですから、びしっとした決まりはなく、ざっくりと雰囲気での営業となりますので、会期は短いので、どうしても、という方は、ぜひ、お早目に!!!

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