JINSEI STORIES
仏飯日記「ベシャメルソースを使って、仏飯定番のフィユッテ・ド・ジャンボンを作ったよー」 Posted on 2024/09/21 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、今日は昨夜、目安レシピをアップしたベシャメルソースを使って、フランスの家庭料理の定番中の定番、フィユッテ・ド・ジャンボン、を作るよ。
ベシャメルソースさえあれば、簡単なので、やってみてねー。昨日の日記読んでない人のために、ここに、昨日のレシピ、貼っときまするよー。
ベシャメルソースのレシピはこちらになります。
☟☟☟
https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-5419/
フランスのスーパーにはどこでも売っている「パイ生地、タルト生地」を使うのだ。日本のスーパーでも、売っているところがあったので、見つけてね。フランスはこういう風に、筒形になっているけれど、日本のパイ生地、タルト生地は、まんまる型だったと思うよ~。フランスのより、小さいのは、多分、日本のオーブンサイズにあわせてあるのだと思う。企業努力素晴らしいね。大きさは、関係ないから、安心してくださいね。
パイ生地をこうやって、オーブン皿の上に広げて、あ、下にはクッキングシートを敷いてくだされ。で、まず、ベシャメル(下)とパリメジャーノチーズ(上)を写真のように、載せてみてね。
で、今回は、冷蔵庫に期限切れぎりぎりのハムが4枚あったので、それをつかっちゃうよ。笑。4枚くらい、入れた方が、肉感が出るよ。
そうしたら、バカでかい餃子みたいに、折って、角をつまんでいくよ。きゅっ、きゅって、適当に右から左へ、あ、左から右でもよかよ。
包んだら、小刀で、ナイフでもいいよ、なんか、葉っぱの模様とか、適当に描いてね。焼きあがると、欧風な感じに仕上がるから、家族やお友達に喜ばれるよー。
そして、卵の黄身を、あれば、塗った方が、照り感がよくなるよー。
オーブンで、20分くらいかな、個体差で違ってくるから、パイ生地の端っこの焦げ具合とか見ていると、わかるよ。もう、出来ているものだから、完全じゃなくても食べられるけれど、火がいい感じで入った方が、サクサク感、出まするよー。
真ん中をこういう風にカットすると、フランスで売っている「フィユッテ・ド・ジャンボン」と同じになりまするぞー。これが、うまいっちゃんね。
冷めてもうまかばい。
ためしてみんね!!!
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
ベシャメルソースがちょっと余ったので、夜にでも、また、何かつくりますね。このように、フレンチの基本ソースの一つ、ベシャメルをマスターするだけで、ラザニア、クリー、ムコロッケ、ドリアなどなんでも、美味しくできるので、お試しあれーあれー。
さて、父ちゃんは、初個展に向けて、昨日は、写真の撮影などを映像部門責任者の小田光氏とやったよ。パンフレットなどは、今回はないけれど、いつかのために、アーカイブしておくんだよねー。初個展は、パリの画廊街、マレ地区にある20トロニーさんでやりますよ。近くにお住みの皆さま、どうぞ。あと、25日、26日はコルシカ島のイベントです。少しずつ、肩、腕の痛みが減ってきている。がんばるよー。
そして、9月22日(明日じゃん!!!!)は、いよいよ、ラジオ・ツジビルの生放送になります。22時からです。ご視聴ご希望の方は、下のTSUJIVILLEサイトへ!!!