JINSEI STORIES

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」 Posted on 2024/09/20 辻 仁成 作家 パリ

某月某日、引退ライブが嵐のように過ぎ去り、今は、次の目標である初のパリ個展に向けて、全力で頑張っている、父ちゃん。
次の電柱へ着実に上り詰めていく、父ちゃんならではの、電柱作戦、決行中なのだが、そういう頑張っている時に、身体を維持するのが、もっとも大事になる。
右腕から肩にかけて、激しい炎症に見舞われている父ちゃんだが、食べ物で、健康を維持し、次の電柱まで、頑張って前進をしたいと思うのであーる。
熱血の源は、食、にあり!!!

さて、今日は健康的なカリフラワーのスープを作ったので、みなさん、一緒に、やってみよー。かなり、身体にいいのじゃ!
ビタミンCが豊富に含まれているだけじゃなく、カリフラワーには、抗酸化作用、炎症の抑制、消化促進などの効果が期待できるのである。
まさに、炎症人間の父ちゃんには、ぴったりの食材といわざるをえない。
もちろん、火を入れると効果が減少するので、基本は、生で頂いている。ブロッコリーは、生はね、無理だが、カリフラワーは、新鮮ならば、生が最高に身体によいのだ。美味しいしね。
生はちょっと、という人のために、今日は、辻家定番、カリフラワーのスープをご紹介したい。
では、簡単なので、とりあえずのレシピをご参考に!

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」

※ 三四郎と、近くのスーパーに、材料を買いにいきました。このトートバックは、ツジビルの、笑。ライブでのグッズだと思うのだけれど、一つ、使っています。えへへ。辻、自ら持つ、辻バックなり。かわいいね。

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」



今回は、一人分のスープにするので、そんなに材料は必要なし。
材料:
カリフラワー、200g程度
玉ねぎ小の半分、ニンニク1かけ
牛乳、200くらい、小さい鍋で、ひたひたになるくらいね。
お水も少し
チキンブイヨン4分の1
オリーブオイル
生クリーム、少々、お好みで
バター、5gとかマジ、ちょっと、風味付け程度
お好みで、塩胡椒、最初にいれない。出来てから、足りないと思ったら、たぶん、十分、塩がなくてもうまいと思う。

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」

下準備として。
カリフラワーのえぐみをとるために、沸騰したお湯の中に少し塩を加えて、写真のようにカットしたカリフラワーを投入し、2、3分下茹でする。(これで、えぐみが、とれます)

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」

それから、添え物の、カリフラワー焼き、を作る。
3~4ミリにカットしたカリフラワーのかわいいところを、フライパンで、焼く。ちょっと、オリーブオイルをたらして、軽く焼き目ができたら、とりだしておく。

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」

では、スープ部分のレシピへ。
潰したニンニクとスライスした玉ねぎをオリーブオイルで炒め、あまり色づく前でやめる。

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」

小鍋に、先のカリフラワー、炒めた玉ねぎ、ひたひた牛乳をいれ、弱火で、(ナイフでカリフラワーをぶすっと突き刺すとスムーズに入るくらいまで、笑)煮る。

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」

結構、ここから、時間がかかります。

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」

ハンドブレンダーでとろーりとなるまで撹拌したら、お皿にうつす。
先の、3,4ミリにカットしたカリフラワーを中心に添えて、オリーブオイルを回し掛けしたら、完成なのだ!!!
おっと、風味アップさせる、バターをちょこっと。生クリームでもいいね。

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」



仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」

獲物を狙う、三四郎!!!!

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」



こういう素直な美味しさ、というのは、だいたい、身体にいい。
美味しい=健康な料理ということになるので、ぜひ、やってみてほしい。
パンをカリカリに焼いて、サイコロサイズにカットし、スープの上にちりばめて、クルトンみたいにして、一緒に食べても、うまい!
あと、このカリフラワー焼きをたくさん、作って、その上に、このスープをソースみたいにかけて、さらに、その上にパルメジャーノチーズなんかをふりかけて、バゲットと一緒に頬張ると、なお、フレンチな感じになるので、やってみてね。
おいしいよー。

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
ともかく、父ちゃんは現在、引退ライブからのパリ初個展へ向けて、全力で走っているところなのである。いろいろあるのが人生だから、もちろん妨害もあるが、挫けず、邪気は弾き飛ばして、前進あるのみなのだ。運を呼ぶのも才能の一つであるならば、その運気というものは、美味しい、と思うことから、はじまるような気がする。人生を何倍も豊かにするために、まずは、美味しい日常を実践しましょう!!
熱血~。

さて、パリの初個展は、10月4日、14時から、12日の17時くらいまで、です。毎日、画廊がやっているのは、14時から19時まで。入場制限など、ありません。ご心配なく。ちょっと日本の個展とは雰囲気が違うと思いますが、英語が通じますので、仏語がダメでも、大丈夫です。時々、日本語対応してくださるスタッフさんが立ちます。

仏飯日記「やっとフレンチっぽい飯にたどり着いた。カリフラワーのスープ、美味いぞー」

そして、次のラジオは、9月22日になります。ええと、ご視聴ご希望の方は、下のTSUJIVILLEのバナーをクリックください。めるしー。

TSUJI VILLE
自分流×帝京大学