いよいよ、父ちゃんの初個展が二週間後（だいたいですが）と迫ってきおった。
そこで、今日はこのエクスポジションの中心的人物、国立フランス科学センターのメトラル教授と画廊代表のトマさんを事務所に招いて、うちのスタッフらと、アペロ・ミーティングをやり、意見交換、決めないとならない様々な問題の整理、宣伝方法、などの話し合いをすることになったのじゃった。
よっしゃー。
ということで、懇親会的な意味あいもあるアペロ・ミーティングなので、ちょっとした食べ物を作らないとならない。
この日記では、なんども登場している、ひたすら巨大な卵焼きを、再びここで作ることにした。
これから、卵を、二箱買いに行くのだ、あはは。
とにかく、大きなことが、大事。
まず見た目に人々を驚かせ、しかも、食べると日本の卵焼き、というところがミソ！

さっそく、材料なのじゃ！！！！

卵、１２個 　※でかいので、１２個、大きなパックひと箱分、使います。
にんにくはお好きな量、だいたい、２～３個
乾燥パセリ少々
ゴマ油、(中に、大匙２)、
オリーブオイル、大匙１(中に大匙１)
砂糖、大匙１
日本酒、大匙２
みりん、大匙２
醤油、大匙２
出汁、パックなら一袋(中身をそのまま使ってみる)、出汁の素なら大匙１、あと、昆布茶でもいいよ。昆布茶なら大匙１

ボウルに卵を割って入れ、砂糖、日本酒、みりん、しょうゆ、出汁、ごま油、オリーブオイルを入れ、菜箸でよく混ぜる。

厚底のフライパンをあたため、みじん切りにしたニンニクを入れ、オリーブオイルで香りを移す。
そこにボウルの中身液を投下し、火力を強くする。(ここから手早くね)　十数秒するとフライパンの底に薄焼きの被膜が出来るので、それを木べらで掬っていきます。
これが、秘訣です。
鍋のそこに熱で薄焼きの卵の皮ができてくるので、それをへらで、こすっては、卵液の海に、泳がせるように、浮かべていく。
まるでフライパンの底に出来た湯葉をこそぎ取るような感じ。火力に注意。

湯葉状になった薄焼き卵が卵液の中で泳ぎ出すので、全体が半熟状態になったら弱火にし、ゆっくりと木べらをまわしておきます。
だんだん、フライパインの中で丸みを帯びてくるので全体から水気が飛んで、やわらかいムース状になったら、一度２０秒くらい強火にして、底を少し焦がし(ここは難しいのでやらないでもいいですよ。やると出来上がりがきれい)急いで火を止め、アルミホイルでフライパンごと包んで３０分ほど寝かせる。

３０分経ったら、お好み焼きのへらなどを使って、フライパンとの間に探りを入れる。
くっつき加減とか、見て、お皿へ移す。
一度、まな板に移し、お皿をかぶせ、ひっくり返すとトルティーヤのようになります。これで完成。

大きな卵焼きのような、ジャガイモの入ってないトルティーヤのような、不思議なオムレツができるので、包丁でかっこよく切り目をいれて、爪楊枝をさして、お客さまに出す。
一同、すげーーーーと騒ぐ、食べて、うまーーーーー、とう唸る。
甘くてジューシーな辻家のトルティーヤ、ぜひ、みなさんでやってみてください。
今日も、これをイメージして、作って、美術関係者の顔をほっこりと緩めたいと思うておりまする。
話しが弾んで、個展を成功へと導く、父ちゃんの巨大な卵焼き、みなさんも、パーティなどでお試しくださいませ！！！！
ボナペティ

さて、その個展ですが、１０月４日、１４時から、１２日の１７時くらいまで、になります。１４時から１９時まで。おちかくに、お住みの皆さん、どうぞ。

そして、次のラジオは、９月２２日になります。ええと、ご視聴ご希望の方は、下のTSUJIVILLEのバナーをクリックください。めるしー。