某月某日、ついに千秋楽の土地、大阪に足をおろした、父ちゃんであった。
雨の御堂筋、雷が、父ちゃんを出向えた。途中まで、晴れていたのにな～。
最終的に、ざーざーぶりや。降れ降れもっと降れ～♪
ふふふ、新幹線を降りる時、右足からホームに降りて、よっしゃーポーズ、決めた、相変われず、変な人なのであった。
英国、ロンドンのライブハウス、ウォーターラッツからスタートした、ＴＳＵＪＩワールドツアー、ボルドー、パリ、リヨンを通過し、東京での３公演も無事に終え、残すところ、あと一か所、大阪フェスティバルホールでのライブのみ、となった。
よっしゃーーー。
メンバーと本番前に手を差し出して気合いをいれるのだが、これも、せーの、よっしゃーーー、なのである。よっしゃー、しかない！！！！
人生は、よっしゃー、で切り抜けてきた。これからも、そうじゃ。
皆のもの、心していけ。
ということで、このワールドツアー、気が付けば、日本だけ、「引退公演ツアー」ということになってしまった。あはは。
日本だけ、ファイナルジャパンツアー、というタイトルに変更になった。人生とはいろいろとあるの～。
不思議なのは、バンドメンバーも、スタッフも、誰一人、「なんで引退するんですか？　わけがわかりません」なんて、言う人は一人も、いなかった。（信じてないのかな？）
みんな楽しそうに自分のポジションに全力を注いでいた。
しかも、お客さんも、かなり、アゲアゲ・ノリノリな感じで、笑い声が弾けまくって、喝采の嵐、拍子抜けの父ちゃん・・・。あはは、よっしゃー。
こんなに満面の笑みで送り出される、俺って、幸せもの？
あ、これって、生前葬？
生前葬か、なるほどね、じゃあ、泣いちゃだめだね。

※　ドキッ。この半そでベスト、横から見ると、おっぱい、が見えることがわかり、本番前にスタッフが悩んだ。のだけれど、父ちゃん曰く「これは父ちゃんのおっぱおいだから、俺がいいならいいだろ」で終わり。おっぱい、解決。あはは。

やはり、いいタイミングでの引退ということなのだと思う。
ぼくがよれよれになった姿を皆さん観たくないよね。お客さんたちがよぼよぼになっていく姿も、見たくない父ちゃん。
お互い、いいタイミング、ということであろう。よっしゃー。
最終公演が残っているので、ライブ内容に関してはネタバレにならないよう、書かせてもらうが、ぼくは、ついに、この日を迎えるのか、と感動をしながら、嵐の御堂筋を歩いたのだった。雨雨降れー降れーもっと降れ～。
もちろん、大阪の人も多いと思うが、九州や、四国、それに北陸、けっこう、日本全国から集まっている、ときいた。ありがたいね。
今回は、関係者席も用意しなかったので、ほぼほぼ関係者の皆さんにもチケットを購入にしてもらった。皆さん、ありがとう。
しかし、一言いいたい。
いい曲がいっぱい、ある。
自分の青春をついやして、作ってきた音楽たちが素晴らしすぎた。☜あまりに、個人的な感想です。あはは。

三四郎を預けていた、ジュリアから、
「さんちゃんを病院に連れていくことになりました。ご了承ください。また、明日、連絡をさせていただきます」
ええっ、というメッセージ、・・・まさに、このタイミングで届いたのだった。
ちょっと、詳しいことはわからないが、明日のライブの前頃には、検査結果がわかるはずだ、ということ・・・。どうした？
中耳炎の気がもともとあったので、いつもの獣医さんにひと月半効く薬を耳に入れて貰って、一応、「安心をして、これで大丈夫だから」と背中を押されて、パリを発ったのに、やはり、犬だものね、野原で転がりまわるし、海にも飛び込むし。
ここ最近、前脚で、耳のあたりをやたらかきむしるらしく。
それで、ジュリアが耳の中を掃除しようとすると、珍しく、怒って手が付けられない、のだという。
何かあるといけないので、病院の予約をとった、という報告・・・。
さんちゃん、すまない。
飛んで帰りたいけれど、ここは、ジュリアに任せるしかない。もしものために、パリに残っている長谷っちにも、メールしておいた。
とにかく、今はじたばたすることが出来ない。
祈りながら、自分と向き合う、気合いの父ちゃんであった。
ジュリア、頼むぞ。

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
さ、今日（8/7）は最高の最後の父ちゃんを皆さんの目に焼き付けてみせます。以上！
大阪フェスティバルホール、ＪＩＮＳＥＩ　ＴＳＵＪＩの最終章最終日、よっしゃー。

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