JINSEI STORIES
父ちゃんのデザート教室「研究を重ねに重ねたた父ちゃんの自信作、ほうじ茶のブランマンジェ」 Posted on 2024/07/01 辻 仁成 作家 パリ
※ 最初に、ひとこと。ぜひ、保存版で、お願いします。えへへ。
甘いものには目がない父ちゃんが、長年、いろいろと研究を重ねて開発した「ほうじ茶のブランマンジェ!!!!
ブランマンジェの研究、巨匠たちのを食べ歩き、シロップまで・・・バランスよく作り上げたこれ以上ものはない、という力作であーる。
これがね、あちこちで評判がいいので、今回は大盤振る舞い、投げ売り状態、え? 出血大サービスで、レシピを公開してしまうのであーる。
フルコースをよく作って、お客人にふるまうのだけど、たくさん食べたあとに、ケーキを作るのも気が重いし、出される方もきつい。
そこで、このブランマンジェは食後感もすっきり、コーヒーとの相性も抜群なので、おすすめなのであーる。
さっそく、つくってみましょう。
まずは、材料から、
牛乳200ml(できれば無調整)、生クリーム100ml、砂糖30g、ほうじ茶10g、板ゼラチン2g
黒糖70g、水70g
続いて、「ほうじ茶のブランマンジェ」レシピ!
お鍋に牛乳、生クリーム、砂糖をいれて火にかけ、沸騰寸前で火を止め、ほうじ茶を加え、板ゼラチンを入れて溶かす。
ほうじ茶がしっかり出るまで待ち(5分くらい)、茶漉しで漉しながらボウルに移す。
ブランマンジェ液の入ったボウルを氷水で冷やしながらゴムベラでよく混ぜる。
そのまま容器に入れて固めても良いが、ここでしっかり混ぜておくととろっと滑らかな口触りになる。
ゼラチンが固まり始めてブランマンジェの液が少しもったり重くなってきたら容器に移し、冷蔵庫で冷やす。
さらに、「黒糖シロップ」のレシピ。
黒糖に水を加え、煮立てる。
沸騰してきてアクが出てきたら取り除き、とろっとなったら別の容器に入れて常温の場所に置いておく。
写真のように、シロップをちょこっとブランマンジェの上に垂らしてお食べください。びっくりするくらいの舌触り、たまりませんぞ。
ボナペティ!!