JINSEI STORIES
滞ボルドー日記「ガイドのアルシードさんと歩く、ボルドー市内ミニ散策~」 Posted on 2024/03/26 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、日本語をちょっと話す、不思議な雰囲気のガイドさんと出会った。
物腰が柔らかく、空中をふわふわと歩くようにガイドしてくださった、アルシード!
ボルドーワイン協会がおぜん立てをしてくれて、ガイドさんにガイドされながら、普段のボルドー市内を見学させていただいたのだ。
人口、25万人、そのうち学生が7割、8割というのだから、実質、4~6万人程度の小さな町である。
ワインの生産量も、先の日記に、7億本と書いたが、この情報は古く、現在は5億3000万本に減っているのだとか・・・
こういうことを事細かに、アルシードに教えてもらいながら、本当のボルドーを散策したので、みなさんと共有したい。
写真でお送りする、ボルドー市内観光に出発~。
※ この笑顔、不思議であーるぬーぼー!
※ こういう丸いバルコニーが、あるのだ。建物は、どこか、イタリアやスペインを思わせる。
※ ボルドーワインバーである。すごい、ごーじゃす!! カーペットには、ボルドーの神々が描かれていた。
※ 路地も、絵になる。こういうパッサージュがいたるところにあった。
※ この壁の色、好き。絵が描きたくなった。
※ ボルドー市内で、大変有名なチョコレート屋さん、ガナッシュ。パティシエは、マチューさん。ボルドレー(ボルドー人)は物静かな人が多い。
※ チョコレート屋、ガナッシュ。
※ カヌレ、発祥のボルドー!!!! 美味い!!!
ということで、いかがでしたか?
ワインのうちだ先生曰く、ボルドーは古都だけれど、京都というよりは、海外の窓口でもあったので、神戸に近いかもしれないですね、ということであった。
たしかに。
大型船が、ガロンヌ川に接岸し、英国やアメリカから大勢の外国人がやってきていたことを考えると、神戸、かもしれないのであーる。
いつか、フランスの古都、ボルドーへも足を運んでいただき、おいしいチョコやカヌレやワインを堪能していただきたい!
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
父ちゃんは、朝9時から夜寝るまで、一日にワインを20杯くらい飲まされています。その一つ一つが味わいが違い、顔が違い、品種も異なります。フランス・ワイン文化の奥の深さが手に取るように、胃に取るように、わかりました。とりあえず、水、ください!!!