JINSEI STORIES
退屈日記「父ちゃんが日本滞在中に食べた裏路地の名店シリーズ!」 Posted on 2024/03/08 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、短い滞在であったが、やるべきことをしっかりとこなし、父ちゃんは次の電柱作戦へと舵を切った。
しかし、振り返るとこの二週間ばかり、またまたまた、日本を満喫し、食べつくしたのであった。
今回、いろいろと食べたものの中から、父ちゃんの小さな胃袋に放り込んできた数々の名料理をご紹介したい。
ひゃあ、東京は美味しいし、安い。
こんな値段でいいのか、と思うくらい安い。
フランスでは1ユーロでは何も食べられないが、日本だと、160円で買えるものがたくさんあって、しかも、なかなか、おいしかった。
ということで、仕事の合間に、路地をさまよい、食いしん坊人間になった父ちゃん、さてさて、どんなものを満喫したのであろう。
※ カレーうどん。ここのカレーうどんはね、うどんが終わったら、土鍋にご飯とチーズを入れてくれて、ちーじーなリゾットにかえて、だしてくれるのであーる。
たぶん、毎回、一度は、顔を出している、西麻布のひみつのうどん屋さん。あはは。
※ こちらは六本木の路地にある昆布水のラーメン屋さん、並んだ~。並ぶんです。食いしん坊だから。
※ 苺のパンナコッタ!
※ あけみちゃんのところのゆで豚。
※ これが最高だった、赤坂の路地裏で出会った世界一美味いと思った焼きおにぎり。醤油焼きで、海苔がついていて、ちょっとお米がもち米っぽくて、やばかったす。
※ やはり日本に来ると、必ず食べたくなるのが明太子。明太子の炙りなんだよねー。焼酎のレモンサワーと一緒に。
※ こういう豪華な懐石定食も、厳選して、食べてみた。ここは石川県出身の板前さんが、凄腕であった。
※ つくねー! いいとこ、つくねー。
※ やっぱり、ビールには、唐揚げー。
※ 三宝柑という、大きな蜜柑のゼリー。酸味が少なく、美味であった。
※ 若竹とわかめのお吸い物。日本だねー。
※ 昆布とホタテの白いつゆで頂く、ひみつの蕎麦屋さん。これが、やばすぎる。
※ 意外な組み合わせ、アボカドと海苔の佃煮、これがね、驚きの味!
こんなに忙しくても、マスクと帽子をかぶって、路地を練り歩き、時間ができると、古今東西の美味いものを物色し、ひゃあ、うめー、と叫んでいる、まじで、食いしん坊なのであった。
短い滞在であったが、盟友の植野元だんちゅー編集長とは「美味い物談義」に花を咲かせることもできた。情報交換もいろいろとやっているのだ。
個展もやったし、ギタージャンボリーもやったし、ツジビル春祭りライブも二回やったし、芸術新潮の取材も受けて、ギャラリーTのオープニングパーティをやり遂げて、達成感満杯なのであった。
ここからは少し、フランスでのんびりと過ごしたい。ノルマンディに向かいますのだ。
熱血は、
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
人生は、一歩一歩ですね。おいしいものだけがもちろん人生じゃないですが、日々の大変の中にあって、温かいご飯とお味噌汁、いいですよね。落ち着きます。美味しいと思うと、人生がさらに前進できそうな気がします。よーし、熱血~。
父ちゃんの昨今・スケジュール
●小説「十年後の恋」集英社文庫版、重版!
●小説「東京デシベル」がイタリア、Rizzoli社から刊行されました。
●4月19日、ロンドン、ライブ。詳細はこちらから☟
https://www.eventbrite.co.uk/e/2gz-tsuji-and-hide-live-japanese-music-in-london-tickets-790578039197?aff=oddtdtcreator
●6月28日、ボルドー・ライブ、予定。(詳細待って)
●6月30日、パリ・ライブ決定(詳細、待って)
●7月3日、リヨンでライブ。(詳細、お待ちー)
●9月後半、コルシカ、アジャクシオ、ライブ。(詳細、待って)
https://www.instagram.com/japan.stories?igsh=MTA2dWFjODdsZnNrZA%3D%3D&utm_source=qr
新しいデザインストーリーズのインスタも再始動!
https://www.instagram.com/designstories_paris?igsh=cHlpdGFvdWkyYmdj&utm_source=qr
お知らせ、以上です。