JINSEI STORIES
滞英日記「パリ北駅から、ロンドン・セントパンクラス駅へのユーロスター旅」 Posted on 2023/09/23 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、来月に迫ったロンドン公演のために会場下見や打ち合わせ、24日のYouTubeライブのために、ロンドンへ向かった父ちゃん。ロンドンへは飛行機で行く方法とユーロスターで行く方法があり、ぼくは毎回、ユーロスターを選んでいる。
今回は仕事だから、ビジネスクラス。日本の新幹線のグリーン車と比較してみたい。ま、ちょっと贅沢な気持ちになる。笑。
とはいえ、席は普通かな、新幹線のグリーン車より、狭い印象。そもそも車体が、新幹線より狭いかな。
席に着くなり、おしぼり、が出てきて、そこは一緒。このサービスはフランスではかなり珍しい。たぶん、日本的なサービスをまねてます?
ちなみに、パスポートコントロールまでの係員、二人いたのだけど、みんな日本語で、対応してくれた。(かなり、怪しい日本語やが、笑)
しかし、ドアが閉まると、いきなり、シャンパンのサービス!これには、驚いた。サービスの方々はみんな、優しい。日本人って愛されてます。
よかった。で、新幹線は車内販売でお弁当を買うのだが、ユーロスターはランチが付いてるのだ。ご覧ください。うわ、豪華だ!!!
旅は、移動中も楽しいのである。ということで、サービスの人がやって来て、「マダム、お食事はいかがしますか?」ときた。また、ここでも、マダムなのだ。逆らわないで、マダムで、通す。ちなみに、フランス人女性は、みんな、ムッシュというが、男性はロン毛だけで判断し、マダム扱いになる。ま、ちゃんと見てないだけ、あはは。食事は、魚とお肉を選べて、ぼくは牛の煮込みにした。楽しい。
雰囲気作りはユーロスターはやはり、おしゃれだった。しかし、味は新幹線のお弁当のほうが好みにあったかな。笑。いや、勝ち負けではない。そもそも、ユーロスターは食事付きなのだから。(その分、高いけれど。ま、国際列車だから、仕方ないね)
乗車時間は2時間半。東京ー京都間ののぞみと同じなのである。フランス側の、カレー、から、海底トンネルに入り、でたらいきなり、イングランドなのだ。ユーロスターの旅をおすすめしたい。飛行機で、パリに着き、フランスを堪能したら、ユーロスターでロンドンへ。英国を堪能したら、また、ユーロスターで、フランスに戻り、そこから飛行機で、日本へ。これは正しい英仏の旅の仕方かもしれない。
※ こごが終点、ロンドン・セントパンクラス駅です
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。9/24、日曜日、日本時間22:00くらいから、ロンドン散歩、YouTubeライブ、やります。2Gチャンネル登録して、いただければ、ご案内がいきますよ!
メルシー。
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もしも、一人で日本から行くのが心配だし、チケットがとれないという皆さま、引き続き、JALパックロンドンの上口さんがお手伝いをさせていただきます。上口さん、ありがとう。
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