JINSEI STORIES
退屈日記「いよいよ日本ツアーがスタート、会場を視察に行きました!」 Posted on 2023/08/06 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、ということで、やっと会えるじゃん、を実感する毎日なのであーる。
父ちゃん、2019年のオーチャードホール公演が台風で前日中止決定し、2020年と2021年のオーチャードホール公演がコロナで中止になった、という不幸な人生を通り越し、やっと、ホールツアーがまもなく始まろうかという最中に、いる。
このまま、順調にいけば、あと17日後に、まず、福岡国際会議場メインホールのステージ立ち、皆さんにスマイル&投げキッスできるね。☜いらない??? あはは。
もう、愉しみで仕方がない。
とにかく、風邪とかコロナ(一番怖いのが気管支炎。流行ってるらしい、日本で)に罹らないように、今は健康管理と筋トレと練習に明け暮れる日々の中にいる。
だから、外出もせず、だいたいホテルの中で感染を避けてじっと絵を描いて過ごしているのであったぁ・・・・。
でも、一日中家にいるのも、体力が落ちるので、日本の暑さになれるために、六本木のEXシアターさんを見学に行った。
六本木の交差点、よく行くスーパー明治屋さんの先だった。おお、ここか、六本木ヒルズの真ん前じゃないか。
※ ホテルでも絵を描いているのであーる。新聞紙が・・・。
今回は、アコースティック・セレナーデ・フロム・パリというタイトルが付いているが、これは中止になったオーチャードホールでやる予定だったライブ・タイトルと一緒なのだ。
セーヌ川の河畔を歩いているとたまに吟遊詩人がいて、何か口ずさんでいるのだが、日本の各会場を父ちゃんのアコースティックなサウンド(ピアノ、クラシックギター、パーカッション、トランペットなので、実際、オール・アンプラグドなのであーる)で熱血カラーに染めようというイメージ。
選んだ曲も、アップビートは少ない。(揺れるソウルが多い)
ジャズ、シャンソン、フォークロア、ブルーズ、そして、父ちゃん風ジャパニーズソウルミュージックが中心となっている。
ロンドン公演を控えているので欧米の名曲も歌うが、父ちゃんの楽曲の中でも、特に切ない楽曲をずらりと並べて、セーヌ河畔のちょっと異国情緒あふれるライブに仕上げたいと思っている。
とはいえ、歌うのは父ちゃんだから、ギターもスパニッシュ系ギターなので、情熱的な、ジプシー音楽のようなダイナミックな要素も加わり、身体はずっと揺れ続けることになるでしょう。☜パリじゃなく、南スペインの路地を歩くような、シチリアの夕陽を見るような、地中海の風が吹きあれ、いわしが海面をジャンプするような、え?
あらゆる年代にフィットするジャパニーズ・ソウル・ミュージックをお届けしまーす!
あはは。
辻󠄀仁成 アコースティック セレナーデ フロム パリ 2023
8/24(木)福岡国際会議場メインホール・チケット発売中です。
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https://w.pia.jp/t/tsujihitonari-k/
※ 来場された皆さま全員に記念紙チケット付き。えへへ。
ということで福岡国際会議場メインホール、名古屋はダイアモンドホール、東京はEXシアター、そして、京都は京都駅にできた京都劇場という順番で回るのである。
名古屋、東京、京都はもうチケットがないので、どうしても観たいという皆さんは、ぜひ、福岡を目指して頂きたい。
映画がロングランし続ければ、舞台挨拶もやる可能性があります。
ふふふ、こうやって書いているだけでもにんまりしてしまうね~。
熱血~。
今日も読んでくれてありがとうございます。
ということで、体調もいいし、喉も最高です。いいライブになるでしょう。
その前に、8月13日に、父ちゃん講師による小説の書き方のお勉強会があります。詳しくは下の地球カレッジのバナーをクリックしてみてね。今年、最後です。
あと、NHKのパリごはんが、9月16日だそうです。