JINSEI STORIES
滞日日記「息子は埼玉で、三四郎はブルターニュで、めっちゃ幸福な夏を満喫中!」 Posted on 2023/07/31
某月某日、ところで、息子はどうしているのか、ところで、三四郎はどうしているのか、気になっていたのだけど、その関係者から続々と幸福写真が届いたのであーる。
息子は遠い親戚のいつものミナちゃんの家に泊って、彼女は医療関係の仕事をしているのだけれど、夕方まで病院勤めなので、その間、息子が何をしているのかというと、料理をこしらえて、ミナちゃんが帰るのを待っているのであーる。おおお・・・。
そんなこと、父ちゃんはされたことがないぞ~。
しかも、朝は朝食を作って、ミナちゃんを送り出しているのだとか・・・。ぎょええええ、そんなこと父ちゃんされたことないじゃんね~。
ううう、なんとなく、息子の心模様が分かる気がする、ね・・・。
ミナちゃんは、「あの子、ほんとうにやさしい子なのよ」とその料理の写真をぼくに送り付けてくるのだった。そりゃあ、嬉しいと思う。いいなぁ。
これが今の、息子の、幸せのカタチなのだ、と思うと、父ちゃん、ぐぐっとしちゃう。
自立して料理が出来るようになったので、これまで日本の母親役をやってくれてきたミナちゃんに恩返ししたいのであろう。
ぼくは息子に「ちょっと田舎に一緒に旅行でもしないか?」ともちかけてみたのだけれど、彼は「埼玉にいたい」と言い張った。ぎゃふん。
今日は、ミナの娘のメミちゃんが来るので、一緒に遊ぶのだとか・・・。家族のぬくもりをそこに見つけているのかも。
ま、それでいいね。
それにしても、美味しそうな厨房男子の料理であーる。
※ 十斗曰く、これぞ、フレンチスタイル!!!
一方、三四郎はどうしているのか、というと、ドッグトレーナーのジュリアの家族と一緒にブルターニュ地方へと旅に出ている。
どうやら、ブルターニュに別荘があるようだ。
一つの動画は、可愛いマドモアゼルが三四郎に「ほっぺに(*´ε`*)チュッチュをしてよ、さんしー」と甘えているもので、三四郎が次の瞬間、その子の頬っぺたをペロッと舐めたのだった。
別の動画はとっても素敵な家でジュリアの家族たちに囲まれ、家の中や庭を駆け回っている三四郎の映像なのだった。
なんと、三四郎は上等の肉を与えられ、尻尾を振っている。
茶色いミニチュアダックスがいて、たぶん、ダーズ、という名前なのかな。三四郎とダーズはまるで兄弟のようにじゃれて、広い庭を走り回っているのだ。
お父さんがいて、お母さんがいて、弟がいて、弟の彼女がいて、ジュリアの彼氏がいて、ダーズがいて、・・・つまり、三四郎はみんなに囲まれちっとも寂しくないのだ。
ぼくと二人きりの時は、ぼくが忙しいものだから、ずっと一人ぼっちの三四郎であった。
動画の中のさんちゃんは、尻尾を振り続け、ものすごく幸せそうなのだ。
家族の構成員が多いと、やっぱり、幸せなんだね~。ぐすん。
ぼくは笑顔でそれを見ているのだけれど、同時に、ぼくは、やっぱり、ちょっと寂しいのだった。三四郎を幸せにさせてあげられない自分にがっかり、、自分にしょんぼり。
でも、これはしょうがないね。
ともかく、息子も三四郎も幸せなのだから、いいことだよね、と父ちゃんは自らを納得させるしかないのであったぁ。あはは。
ぼくは東京で、ぼくらしく頑張るしかないのだぞ~~~、
えいえいおー。
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
ところで、9月から、とある仮想空間に父ちゃんが村長をつとめる「辻の村」を作りたいなぁ、と思っているのです。今、その準備を仲間たちと一生懸命やっています。で、めっちゃ頑張っている若いネット技術者の子たちと出会い、打ち合わせをやらせてもらいました。32歳と40歳の二人組なのですが、いや~、本当に若いって、すごいね。笑。こんなこともできるんだねー、と、驚くばかり・・・。ぼくは村営ラジオを運営したくて、でも、それは普通のラジオじゃなくて、え? どんなもの? はてさて、ふふふ、お楽しみに!
さて、お知らせです。
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