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滞仏日記「日本に向かいます!そして、映画“中洲のこども“は5週目に突入決定!」 Posted on 2023/07/26 辻 仁成 作家 パリ

某月某日、皆さま、ご報告があります。☜一度、こういう書き出しやってみたかった。
映画「中洲のこども」の快進撃がとまらないのだ。
先週、ついに4週目に突入とお知らせしたばかりなのに、もう5週目突入が決定したとの知らせが舞い込んで来た。
5週目は凄いなぁ、映画館の方々もめっちゃ応援してくれているというのが、嬉しい。映画って、本来、そういうものなんだよね。
ニューシネマパラダイスとか、好きだったなぁ、えへへ。
2週間の予定で公開スタートした映画「中洲のこども」だったが、5週間まで続くと、一応、「ヒット」している、と言ってもいいらしい、と福岡界隈の配給関係者が囁いているのだそうであーる。☜怪情報です。
もっとも、福岡限定というか、いや、中洲現限定公開なので、中洲ではヒットしている、ということで、全国っ区な話ではない。あはは、知ってますよね。
でも、佐藤浩市さんや、世良公則さんや、村井良大さんという日本を代表する映画俳優が出演されているし、脇を固める福岡の俳優さんたちが負けてないし、主演のはやと君、そうた君、超かわいいのだ。
皆さん、父ちゃんの個人的な盛り上がりに、おつきあいくださりありがとうで、ござる。
でも、町おこし映画と言われようと、たくさんの方々が映画館に足を運んで観てくださるのだし、ロングランにかわりはないので、ここは素直に喜んでおこう。博多万歳。
全国展開になるには、まだまだまだまだ気の遠くなるような長い道のりではあるけれど、地道に回数を重ねていくしかないね。
主演をした弟の、そうた君のインスタが毎日、映画関連の「ストーリー」をアップしているらしく、中洲界隈では「超かわいい」と話題になっている。多謝。
果たして、6週目まで続くだろうか?
8周目まで続けば、父ちゃんの福岡国際会議場メインホールでのライブと合致するので、ライブ翌日に舞台挨拶も夢ではなくなってきたぁ。お願い!!!
無理だろうな、と思っていたが、ここに来て、ライブ&舞台挨拶というめっちゃ豪華な二本立てが、ぐーんと、近づいてきたのであーる。ドキドキ。
ネットフリックスや、ハリウッド映画だけが、映画じゃない。地元愛に溢れた、ささやかな映画「中洲のこども」にも一票、お願いします。えへへ。

滞仏日記「日本に向かいます!そして、映画“中洲のこども“は5週目に突入決定!」

滞仏日記「日本に向かいます!そして、映画“中洲のこども“は5週目に突入決定!」

※ 村井良大さん



でね、福岡国際会議場でのライブなのだけれど、うちの「中洲のこども」の撮影録音チームが、収録を試みようとしているのだ。
いや、まだ、大決定ではないし、予算もないので、どうなるかわからないのだけれど、オランピア劇場ライブみたいに、日本公演もどこか収録したかった。
名古屋、東京、京都は売り切れているのに対し、追加公演の福岡はそうでもないのだが、映画チームがいるので、彼らの熱血で父ちゃんの博多感を収録したいなぁ、と思って、今、各方面に相談中・・・。
実は「中洲のこども」の撮影チームはめっちゃ若い。20代の若者たちなのである。凄いでしょ? でも、東京の映画人に負けないガッツがあるのだ。
撮影監督の宗大介(彼は35歳)をはじめ、録音の地福さん(年齢不詳)とか、みんな博多もんばっかりで、宗君は津島の大名の子孫で、殿様みたいな顔しているのだけれど、そ~(宗)なんだよね~って☜しゃれ。
彼らが、監督でもある父ちゃんのライブ動画を撮りたい、と言い出した。
ぼくは辻組(映画では組を使う)の父ちゃんだから、ぼくの博多の子供たちが、「お父さん、ぜひ、撮影させてください。お金なんかいりません」って、なんだよ、泣きそうなこと言い出しやがって、手弁当でもやると言い張るので、(しょうがないなぁ、言い張るんだもん)父ちゃん、本棚に隠しておいたへそくりを今回持っていくぞー、三万円。宗君、少ないが、これで頼む!!! あはは。
ということで、中洲のこどもちっくな博多色に染まるライブ映像が撮れるといいね。
父ちゃんは、今や、どこに行っても「父ちゃん」なのであったぁ。あはは。

滞仏日記「日本に向かいます!そして、映画“中洲のこども“は5週目に突入決定!」

※ これが、宗大介であーる。本当はハンサム。



で、ロンドンもプロモーターのポール卿が、撮影おさえたいね、と申し出てくれたのだけれど、ぼくは、さすがにグッレートブリテンにおいては「父ちゃん」では通らない。
で、オランピア劇場ライブを撮影した、(現在、シティライツと故郷の2曲がアップされているのだが)パリ在住カメラマンの小田光氏(父ちゃん事務所の映像部門顧問に就任したのだ。ぱちぱち)に依頼した。快諾であった。
しかし、ぼくらは仏語人なので、英国は英語圏なので、英語が得意なカメラマンさんに、脇を固めてもらうのがいいだろう、という話・・・。
ロンドンで頑張っておる日本人の映像カメラマンがいないか、探しているのであーる。
ああ、パリのツジちゃんね、いいよやるよ、と気さくに手伝ってくれるアシスタントカメラマンを2名ばかり探しているのだ。ロンドンの皆さん、いい人知りませんか?
ニュースジャーニーというロンドンの情報誌さんが、父ちゃんライブを応援してくれているので、そのあたりから、探せたらとも思っているのだが、何せ、ロンドンとパリ、めっちゃ近いようで文化圏が全然違う、言葉も違う、友だちの少ない父ちゃん、困っておる。
映画監督目指して渡英したけれど、これからという若い青年とか、頼もしいなぁ。
大事なことは、青年よ大志を抱け、の精神なのであーる。
よろしくお願いいたします。

滞仏日記「日本に向かいます!そして、映画“中洲のこども“は5週目に突入決定!」

※ パリの小田光撮影チーム! 左から小田、父ちゃん、マッシュ、大ちゃん、おおもりくん。全員在仏映像人間だ。



つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
ということで父ちゃん、いよいよ日本に向かって出発です。母さんにだけはお土産を買わないとならないのだけれど、何がいいんだろう。悩む~。
ということで、8月13日、そんな熱血父ちゃんがお送りする、今年最後の小説教室があります。総括しますね。ご興味ある皆さん、下の地球カレッジのバナーをクリックお願いします。
そして、8月24日は、福岡国際会議場メインホールでライブです。チケットぴあで発売中です。

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