某月某日、今日は、ここ最近、ひたすら凝っている、ワンパンパスタ。えへへ、はまっている自称、愛情料理研究家の父ちゃんなのであります。
ワンパンパスタは、リールなど短動画サイトで話題なので、父ちゃんもそこで知りました。
「暗殺者のパスタ」と呼ばれるもので、聞いたことありますよね？
ネットで調べたら、イタリアのサイトに、「スパゲッティ、ア・ラ・サッシーナ」まさに、訳すと「暗殺者のパスタ」と、出てくるじゃあーりませんか！
調べてみると、これは１９６０年代頃に南イタリアのプーリア州が発祥とされています。で、ここで最初に提供されたというレストランがリールで本物を作っていたのだけれど、げげげ、かなり焦がすんです。麺の縁が真っ黒！！　大丈夫か！
茹でるのじゃなく、その動画では、パスタをフライパンで部分的に焦げるまで揚げ焼きしていました。
怖くて、途中で観るのをやめてしまった父ちゃんですが、さっそく、作ってみることに。
だいたい、暗殺者のパスタは、トマト系が多いのでありました。
そこで、父ちゃんは、トマト系じゃないものを作ります。☜ここらへんが、変わっている。
数日前に、ワンパン・ボロネーゼやって大成功したので、今回は、さらなる挑戦へ。

ということで、今日は、シチリア帰りの父ちゃんなので、ピスタチオを大量に使った「サーモンとピスタチオ」のスパゲッティにしました。ぱちぱち。
結論から言うと、めっちゃ、美味しかったです。
イオニア海の香りがしました。☜　どんな香りじゃー。
まずは、材料です。
材料：スパゲッティはバリラの７番、定番ですね。にんにく一かけら、ピスタチオ、一握りくらい。大匙３，４かな。半分を細かく砕き、半分はそのまま。（写真参照）サーモンは前の晩に塩をふりお酒につけておいたもの一尾。昆布茶小さじ２、ドライトマト（シチリアで買ったものがあったので入れてみたけれど、ばっちりでした）オリーブオイル、塩胡椒（ほぼつかいません）

じゃあ、作ってみましょう。
にんにくを薄切りにし、パスタと一緒に揚げ焼きします。
にんにくをオイルに香りうつすじゃないですか、あの時に、半分に折ったパスタを一緒に投入しちゃうわけです。※大きなフライパンがある方は、おらない方が美味しいみたいです。あの長いパスタの触感が確かに失われて、そこだけが、残念でした。はい。
で、まもなく、
パスタの表面が茶色くなっていきます。
ちょっと怖いですが、そうする方があとで美味いのです。サーモンを食べやすいサイズにカットして、これもぶっこみ、ドライトマトも一緒に、そこに昆布茶を小さじ２入れて、白ワインと水をひたひたになるまでお好みで入れ、強火にして、蓋をします。
昆布茶でダシを引き出す感じです。ここで茹で時間はだいたいそれぞれのパスタの茹で時間でいいのですが、７番がいいのは適度に太いので、煮込む時間が８～１０分くらいかかります。

※　まるでポッキー！！！　めっちゃ、不安です。この時点では・・・。

前回同様、リゾットを作る方法に似ていて、麺の硬さをチェックしながら、水が足りないと足していきます。
最初にたくさん入れ過ぎないように。
水分が減ってきたら、水や白ワインを足す感じが、モアベターですね。
昆布茶がサーモンと相まっていい海感を出します。
だから、お塩は必要ないかもしれないです。ぼくは胡椒だけにしました。味見をしながら、味を調えていけばいいです。
これが、ワンパンで作ると、つまり揚げ焼きパスタから茹でる感じに移行し、なかなか面白い現象になります。
博多ラーメンのバリ硬を最初に食べたような衝撃が駆け抜けました。美味しいです。
こういうパスタが好きな人、はーい、ぼくです、には超むいています。
歯ごたえが、なかなか凄い。そういうことを考えると、フェデリーニとかバリラの5番では、ちょっと物足りないかもしれないですね。
はい、7番がおすすめ！
おおお、気が付けば、完成。

前回、フライパンのまま食べたのですが、寂しい感じがしました。ぼっちですから、マジボッチになちゃう感じがして・・・。
だから、今日はお皿で食べた父ちゃんなのでした。
プーリア発祥、悪魔のパスタ、ごっつあんでした。

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