某月某日、先ほど、映画プロデューサーの相川さんから、
「４周目延長決定しました。２７日まで上映が延長されます～」
とメッセージが入った。
おお、これは凄いことである。昨日も満席だったらしい。
３周目に入って、みんなで凄い凄いと言いあっていたら、２０日で終わるはずが、満席なのだから、ということで２７日までもう一週間延長になった！！！
父ちゃん映画監督史上（監督作１０本）、間違いなく、最長上映かもしれない。えへへ。

現在、公開中の映画館はメイン舞台となった福岡の中洲にある中洲大洋映画劇場なのである。
大きな老舗映画館で、まずは、ラインナップご覧頂きたい。
こんなに凄い世界的な映画の末席に、「中洲のこども」がランクインしているじゃあーりませんか。
地元映画ということもあるが、大手映画会社が制作したビッグプロジェクトではないのに、じわじわと、人が集まって来て、満席が続いている。
実は公開初日は雨のせいもあったし、宣伝不足だったので、ガラガラだったけれど、相川氏らの努力と、口コミで、動員が増えていき、満席ラッシュへ。
さて、この幸運があと一週間続くかどうかはわからないけれど、愉しみだぁ。まだ、ご覧になっていない九州方面の皆さま、ぜひ！

※　このラインナップを相手に４周目に突入した「中洲のこども」は凄い。

※　大きな映画館なのだ。佇まいが美しい。

しかも、であーる。
コロナ前に撮影していた時の主人公（少年）がコロナによる中断の時期に成長してしまい、続投不可能となり、４歳下の弟に白羽の矢が立ち、大好きなお兄ちゃんのためなら、と彼が引き受け、完成させたことが、地元でニュースになっているのだとか・・・。
今日の読売新聞の夕刊にこんなに大きく出てしまった。
そうなのだ。この作品、実は、裏話的なところに、兄弟愛が隠されている。凄い兄弟愛なんだよ、これが！！！　お父さんもお母さんも素晴らしいのだ。愛だよ、愛。
これを見事に演じた、古賀兄弟がじわっと存在感を示しだしているのであーる。

そして、うちの母さんも二度、映画館に足を運び観たのだとか、母さん、ありがとう。
母親からの感想はまだ届いてないが、弟のご友人からこういう連絡が・・・。
「恒久さん、こんばんは。映画を見に行ってくれた友達からLINEが来たので転送しますね。『空気感も良かったし、見終わった後に、無戸籍だろうと親に問題あろうと、あの子のたくましさから勇気もらえました！！』絶賛していたとチャンスがあればお兄さんにお伝えくださると嬉しいかぎりです。」
いやあ、監督冥利に尽きるのであーる。
弟の友人のそのご友人の方からのご意見、ぼくには何のご縁もない方。嘘つくわけないし、よいしょしても何もでないし、あはは。だから、嬉しい限りなのである。
２０１９年に中止となったこの元の映画から、時を経て、主人公がバトンタッチし、いや、ほぼすべて、プロデューサーからスタッフからキャストから総入れ替わり、タイトルまで変わって完成となったこの映画は、ぼくが信じ続けてきた映画の神様のお導きなのだろうな、と思うのである。
いるのだよ、映画の神様が・・・。マジで。
なぜなら、映画って、バラバラに撮影しているのに、完成して一本になると全部天気が繋がっているじゃないか。
もちろん、技術で繋げるのだけれど、神様がいないと繋がらないのも事実で、完成した作品にはなにがしかの神様の導きがあるのであーる。☜ほんとうです。
特に撮影地の神様のお導きは凄い。だから、撮影前には必ずどの映画も神社におまいりするのだ。
地元の神様、全スタッフのご先祖様、とにかく、福岡のあらゆる力を結集して作った映画が「中洲のこども」なのだった。
何度も、何度も、もうダメだ、おしまいだ、と思って中断を繰り返してきた超難産の映画だっただけに、「公開４週目へと突入の知らせ」は、最高にうれしいご褒美であった。
大洋映画館の皆さん、コントロールしてくださっている東宝の編成の方、福岡の皆さん、相川はじめ、辻組のみんな、ありがとうございます。
２７日まで無事に上映が出来ますように。

人生はつづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
ぼくが８月２４日に福岡国際会議場メインホールでライブやるじゃないですか、ええと、そこまでロングランするわけないけれど、したら、凄いね・・・。あはは。無理だけれど、でも、もし、そうなったら、お祭りだね。あと、一月だから、８周目でちょうど、２４日なんだけど、え？調子にのるな～！？　ひゃあ、すいません。でも、熱血でいけ！
さて、８月１３日に、小説教室を開催いたします。今年度、最後の小説教室になるので、ご興味ある皆さん、ぜひ、ご参加くださいませ。
それから、コンサートのお知らせです。
日本公演、名古屋、東京、京都は売り切れていますが、８月２４日、その、追加公演の福岡の売り出しは、７月２２日になります。ぜひ！