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滞仏日記「何か、予想外にチケット申し込み殺到したようで、ごめんなさい」 Posted on 2023/06/14 辻 仁成 作家 パリ

某月某日、今日はおなじみ、父ちゃん担当イベンターの中原さんからコメントが届いたので、そこから始まる日記なのであーる。
「オフィシャル最速先行を行いましたが、想像を超える、多くの方にお申込み頂きました。
抽選の結果、沢山の方にチケットが行き届かなくなってしまい、申し訳ございません。
当選されたけれど、チケット購入されない方もいらっしゃると思いますので、そのチケットは一般発売にまわせて頂きます。
一般発売は、7/8(土)チケットぴあ にて行います。
最速先行のやり方も、父ちゃんにはちゃんと説明できていなく、その後、話し合いを行い、今後はやり方を考えさせてもらいます。
また、京都公演に関しては特別に、立見を出して頂けることになりました。あらためて、ご案内をさせていただきます。中原」
ということで、こんなに申込があると思わなかったので、中原しゃんだけを責めるわけにもいかず、父ちゃんも、ビルボード公演はやったが、長いこと、ホールで公演をやっていないので、正直、そんなに人も来ないよね、と思っていたのは事実で、当選されなかった皆さまに申し訳なく、ごめんなさい、なのである。

滞仏日記「何か、予想外にチケット申し込み殺到したようで、ごめんなさい」



大きな会場は、年内、まったくあいてなかったので、おさえることができなかった。
なので、デザインストーリーズの読者だけに向けて「最速先行」というのをやったろうということになり、宣伝もしてなかったのに、思った以上の反響があって、東京だけでも、購入できない方が席数と同じ数くらい、それ以上、出てしまい、一般発売はなんなの、という状態になってしまったのは、心苦しいかぎりなのだ。
こんなじじいのために、皆さんをドキドキ、ハラハラさせ、しかも、がっかりさせて申し訳ないのである。(一般発売は、7月8日です。それでも・・・)
オランピア劇場のYouTube配信の準備にも取り掛かっているので、なるはやで、皆さんに、5月29日のライブ映像をお届けするつもりだから、お許しくだされ、なのであーる。
今、カメラマン、小田光が映像の編集に着手しているので、出来次第、順次、段階をへて、お届けしたい。

滞仏日記「何か、予想外にチケット申し込み殺到したようで、ごめんなさい」



滞仏日記「何か、予想外にチケット申し込み殺到したようで、ごめんなさい」

どんなライブになるのか、というと、パリの夜のセーヌ川河岸で、ピアノやトランペットをバックにセレナーデを歌う、うっとり父ちゃんなライブになる予定です。
マジです。
父ちゃんなりのパリの空気をお届けしますね。

今回の日本公演のミュージシャンは、
父ちゃん、ギター、ボーカル
どくたーきょんさん、ピアノ、アコーディオンなど
ゆん・ふぁそんさん、トランペット、フリューゲルホルン
山下あすかさん、ドラム、パーカッション
と、なっている。
セトリはできていて、英国公演も視野にいれて、新たな曲での構成になっているのが、特徴なのだ。あはは。
英国でやる気になっているが、周囲のものたちに、まだなんともわからないのに、先生、ペラペラ言い過ぎです、と叱られておるが、気持ちは、京都からロンドンに飛んでイスタンブールな、父ちゃんなのであった。古い。
ラブレターフロム・カナダ~、も古い。
いやん、猛烈。きゃ、もっと古い。
ということで、中原が、今、ハラハラしながら、準備をしているところなので、また、新しい情報が入り次第、お届けしたいのであった。
熱血は続きます。

滞仏日記「何か、予想外にチケット申し込み殺到したようで、ごめんなさい」



人生もつづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
そろそろ、小説家にも戻らないとならない父ちゃんなのだけど、なかなか筆が進まないので、困っているのです。さて、そんな遅筆な父ちゃんですけれど、6月18日はサンジェルマン・デ・プレ界隈を散策するオンライン・ツアーを、また、7月16日、エッセイ教室、8月13日、小説教室もありますので、詳しくは下の地球カレッジのバナーをクリックしてみてくださいね。メルシー、僕。

地球カレッジ

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