JINSEI STORIES

滞仏日記「日本公演、お待たせしました。ついに日本でのライブが決定、ご報告します!」 Posted on 2023/05/28   

某月某日、実はオランピア劇場ライブが決定した去年の暮れ、イベンターさんが、東京での凱旋コンサートを計画してくださりました。しかし、オーチャードホールのような大きな会場はどこも、コロナの後で、いっぱになり、2023年内、どんなに探してもいい会場が出てこなかったのです。
ということがあって、ジョルジュやマリオなどとのバンドによる日本でのライブは2024年春以降にずれこみそう、ということは以前にもここで書いた通りなのでした。
ところが、オランピア劇場の熱度があがってくるこの日々の中にいて、やはり日本の皆さんに今の父ちゃんの歌と姿を見せたいという気持ちが出てきたのです。
そうこうしていると、2週間前のことですが、大阪のイベンターの、この日記ではおなじみちゅうちゃんこと中原しゃんから「京都劇場」9月3日に空きが出たんですけど、やりませんか、という連絡が来たのでした。
京都劇場と言えば、すごい、あの、ほら、劇団四季さんがやっている、京都駅の上にできたゴージャスな新しい劇場です。
へー、かっこいいなぁ、と思っていたので、え、やりたい、と返事をしたら、彼がすぐに仮押さえをしてくださいました。
京都かぁ、おばんざい、食べたい。それ、いいね。それにあわせて、日本行きを調整すればいいかな、と思ったのです。
夏に、ご存じの通り、東京拠点計画も進んでいるので、そのアパルトマンの工事立ち合いとかがあるし、そのスケジュール感の中に京都をいれたらばっちりやね、と思ったのでした。
席数は900席ですが、急な決定なので、フランスの父ちゃんバンドでは難しそうですね、何かパリの香り漂う大人のコンサートをしましょう、と中原さんと話し、
「じゃあ、アコースティックな世界で、ぼくのギターと、あるいはピアノでやれる、リサイタルっぽいライブはいいんじゃないでしょうか」
と提案したんですね。
アコースティック・セレナーデ、というタイトル、これは中止になったオーチャードホールでのタイトルそのままなんですけど、セーヌ川に流れる夜のピアノの音色、つま弾くギターにあわせてかすれた声の吟遊詩人が歌う、みたいなイメージです。えへへ。
吟遊詩人って、だれよ。でしょ? わしです。
やはり、原点に返る感じで、声とギターとピアノ、でじっくりと父ちゃんの歌唱を受け止めて貰えるようなコンサートにしたい、と思ったのでした。

滞仏日記「日本公演、お待たせしました。ついに日本でのライブが決定、ご報告します!」

※ 肩に貼ってあるモーラステープは見なかったことにしましょうね。ライブ前、温めているのです。効くのよ、おかみさん。



すると翌週、先週のことですが、
「辻さん、8月29日に名古屋のダイヤモンドホールが出たんですけど、どうですか? 名古屋ぁ~」
「おお、名古屋って、ああ、友だちいっぱいおるし。味噌煮込みうどん食べたい」
「手羽先もおいしいです」
「やります」
ということで、名古屋が決定してしまったのです。
食べたいものにつられて決まっていく感じですが、めっちゃ大きな会場ではないけれど、電源が切れても生声で対応が出来るサイズ感、いいですね。
弾き語りwithピアノだったら、ちょうどいい空間を作れそう、と思ったのでした。
もちろん、ピアノは前回のビルボードライブを手伝ってくださった、元ボ・ガンボスのドクター・キョンさんです。
彼のホンキートンクなピアノは世界一、好きなんですね。われら、日野市繋がりでして・・・。
スケジュール聞いて貰ったら、あいてる、ということで不意にばたばたばた、と決定し、これで発表をしましょうか、というとこまで、実は先週、漕ぎつけていたのでした。
いつもバタバタしてる?
だんなさん、人生なんて、そんなものよ。

滞仏日記「日本公演、お待たせしました。ついに日本でのライブが決定、ご報告します!」



でも、東京無しでいいのか、というのが最後まで頭の中にあったので、やはりここは、東名阪で、凱旋のご挨拶とフランスからの熱血を届けるミニツアー出来るとなおいいよね、ということになるじゃないですか・・・。関東無しって、寂しいものね。
「東京はないよね」
「探します。お時間ください」
ということで、ECHOESがまだアマチュアだった頃に知り合い、ずっと父ちゃんのライブを支えて来てくれたこの男がやはり動いて、
「辻さん、見つけました」
と連絡が来たのが、数日前のこと。あはは。
「やった。じゃあ、すき焼きと蕎麦と江戸前寿司が食べたい」
ということで、東京は8月30日、六本木にあるEX THEATER ROPPONNGIに決まったのです。
森ビルの前にありますね。テレビ朝日かな、の劇場です。

滞仏日記「日本公演、お待たせしました。ついに日本でのライブが決定、ご報告します!」



まとめますと、
中原氏、今、香港の空港にいるようで、もちろん、パリに向かっています。
オランピア劇場ライブのお手伝いをしたいと自費で、来ることになったのです。パスポートが無事にとれたみたいで、笑。機内で、ぴあさんや各イベンターさんとのやりとりをしているみたい・・・で、詳細、こうなります。
オランピア劇場ライブの終演直後(たぶん、打ち上げの途中くらいに)、日本でチケット発売を開始する予定ですが、詳しいことはライブの熱気を受けて、また発表しますが、オフィシャル最速先行発売を、デザインストーリーズ優先で、30日の朝、9時から開始、です。
一般発売は、多分、7月くらいでしょうか、そのへん、まだ、あまり知りません。
っていうか、マジで、あまりに急な展開です。
でも、うれしい限り、ですよね。また、皆さん、会えますね~。

辻󠄀仁成 アコースティック セレナーデ フロム パリ 2023
Tsuji Acoustic Serenade From Paris 2023
辻仁成(Vo・Ag)/Dr.kyOn(Piano・Chorus)/ユン ファソン(Flugelhorn・Trumpet・Chorus)


8/29(火)愛知・名古屋DIAMOND HALL
open18:00/19:00
8/30(水)東京・EX THEATER ROPPONGI
open18:00/19:00
9/3(日)京都・京都劇場
open17:30/18:00
皆さま、スケジュールの調整をお願いします。京都が千秋楽となります。
チケットの発売日ですが、もう一度言いますよ、5月30日の、日本時間、朝の9時から最速先行発売が始まります。
おおお!
熱血、第二ラウンド開始!!!

滞仏日記「日本公演、お待たせしました。ついに日本でのライブが決定、ご報告します!」



つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
不意に、チケット発売が決定して、ちょっとざわざわしておりますが、ともかく、まずは、29日のパリ・オランピア劇場大成功を目指しますね。ま、いろいろとあるんですけれど、乗り越えていきたいと思います。
皆さん、ご一緒に、はい、
熱血~。

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