JINSEI STORIES
滞仏日記「何でも美味しい、何でも手に入る、フランスのパン屋の底力がすご~」 Posted on 2023/05/16
某月某日、忙しいし(ふりだけ)、さんちゃんの世話(適当だけど、笑)もあるので、毎日、毎食、ごはんを作るわけにもいかない。
そこで、ぼくはパン屋さんによく行くのだ。
フランスのパン屋さんは、ケーキやジュースやサラダや簡単なお惣菜なども売っている。(肉屋さんにもお惣菜とかワインが売られているけれど・・・)
で、最近、パリのパン屋で流行しているのが、カレー味の鶏肉がぎっしりと詰まったバゲットサンドなのである。
ブーランジェリー「パリジェンヌ」のがとくに美味しいが、表面カリカリ、中モチモチのバゲット・トラディショナルに、グリルしてカレー粉で味付けられたチキンが詰まっていて、これはやみつきになる美味しさなのである。父ちゃんのおススメである。
パン屋なのに、サラダも豊富で、シーザーサラダはもとより、健康食の強いレンズ豆などのサラダ、最近ではポケボウル風サラダが売られている。
スープも必ず置いてある。本日のスープ!!!
そして、特筆すべきは、パン屋で売られているケーキが、これが、バカに出来ない。目新しいものはないけれど、伝統的なものは一応ずらりと並んでいる。
パリブレスト、エクレア、ミルフィーユ、サントノーレなどなど・・・。
ひゃああ、目移りする。
※ カレーサンド!!!
※ ちなみに、フランスではこれをホットドッグと呼びます!!!
※ こちらがシューケット!!!
もちろん、パン屋だが、ケーキ専門の職人が作っている。
店によってはバゲットよりも、ケーキの方が人気の店もある。また、ビエノワーズと呼ばれる、ま、菓子パン系も高い人気で、子供たちに人気のシューケット(ミニ・シューにパールシュガー(ザラメみたいな大きな砂糖)がくっついているもの)
あと、今日、朝ごはんに買ったのは、こちら、ようはブリオッシュなんだけど、千切ってこのサイズで販売をしている。
ここにもパールシュガーがくっついていて、ガリガリっと音を立てて食べるのだが、まいうー、なのである。
※ ブリオッシュ、パールシュガー付き!
男性はだいたいバゲットサンドを一本パクッと食べてしまうが、女性は、バゲットサンドよりも、ソフトなラップ・サンドを買う人が多い。
ぼくの今日のランチは、ツナのラップ・サンドにした。へへへ。
ロール状の柔らかい触感の生地の中に、フライにされたものが詰まっていることもある。チーズや野菜だけのもの、ビーガンの人に向けた野菜だけのものとか、様々だ。
女性はだいたいサラダを買う人が多いので、サラダには小さなバゲット(だいたいカットされた一切れ)がくっついている。ぼくなんかはこれで十分なのだ。
そして、パン屋には、なんと、量り売りのチョコレートが売っている。このチョコレートは一粒、100円くらいする高級チョコレートばかり、人気がある。
つまり、パン屋に行くと、肉以外、もちろん、ジュースなんかも、だいたいすべてのものを賄うことが出来るのだ。
※ ふふふ、手前からフレジエ、右、ブリオッシュ、奥、ツナ・ラップサンド!
そして、甘いものに目がない父ちゃん、ブリオッシュとフレジエ(この季節だけのいちごのケーキ)を買ったのに、フレジエに目がとまり、悩んだ末、3時のおやつ用に買っちゃったのであーる。
ライブに向けてダイエット中にもかかわらずだ!!!
つまり、朝は、ブリオッシュ、昼はラップ・サンド、3時のおやつにフレジエ、という豪華なラインナップになり、いひひ、大満足なのであった。
え? さんちゃん?
犬は残念ながらパン屋に入ることが出来ないので、入口に、繋がれて待機~。待機犬同士で仲良く遊んでいるので、ま、問題はない。
おやつを食べたら、夕方、パリに向けてレッツゴーなのであーる。
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
ライブが近づいて来て、いよいよ、という日々です。でも、夜中に、呼吸がよく止まっていて、思わず息を吸い込んで起きる怪奇現象が出ております。マスクをして寝ているからだと思いますが、無呼吸症候群ですかね。ううう、気を付けないと・・・。
さて、父ちゃんからのお知らせです。5月29日、月曜日、パリ、オランピア劇場のソロコンサートが近づいてきました。チケットはこちらから、
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https://www.olympiahall.com/evenements/tsuji/
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それから、6月18日に、「右岸から左岸へ、サンジェルマン・デ・プレ界隈散策」オンラインツアーをやります。ご興味ある皆さんは下の地球カレッジのバナーをクリックしてみてくださいね。