JINSEI STORIES
父ちゃんの料理教室「人生のわき役が勝利する日、ガルニチュール」 Posted on 2024/05/26 辻 仁成 作家 パリ
主役ばかりが目立つ世の中である。
しかし、その主役を食う、名わき役が料理の世界にはけっこう潜んでいるのだ。
フランス語でガルニチュールとは「付け合わせ」のこと。
フランス料理のわき役のことなのだけど、ぼくは主役よりもわき役の方が好きな時がある。
とくにジャガイモ系のガルニチュールは最高に美味い。
時に、主役を食うようなわき役が出現し、驚かされる。
今日はとっておきのジャガイモのガルニチュールをご紹介したい。
ここ最近、父ちゃんがよく作って食べる、エアリアルなジャガイモの付け合わせだ。
薄くスライスしたジャガイモをカリカリに焼いて、サクサク食べる、こんなに美味いガルニチュールは滅多にない。
簡単なので、ぜひ、試して頂きたい。
まず、材料は、ジャガイモと、パルメザンチーズ、パセリ、一味とか七味とか唐辛子の粉とか、赤くて辛い粉であればなんでもよし、その程度で出来る。
では、さっそく、作ってみよう。
ジャガイモ小3、4個をスライサーでスライスし、洗わずそこにパルメザンチーズ大さじ2、パセリみじん切り小さじ2、エスプレッド唐辛子ひとつまみ、塩少々、オリーブオイル大さじ1、胡椒適宜を加え、スプーンでよく混ぜる。
オーブン皿にクッキングシートを敷き、少しずつ並べ、200度に予熱したオープンで15から20分くらい焼く。これでもう完成なのだ。
カリカリサクサク美味しいガルニチュールの出来上がり。
別に、メインがないなら、これだけ作って、子供たちのおやつに、もしくは、お父さん、お母さんのビールのおつまみに、どうぞ。
ボナペティ。
辻仁成、引退公演ツアーのお知らせ。(*`艸´)ウシシシ
ジャパン・引退・ファイナル・ツアーは。
7月30,31,8月5日、有楽町、ヒューリックホール。
8月7日、人生最大の千秋楽、大阪フェスティバルホール
になります。
そして、フランスツアーが6月に行われます。
パリは、ベルビルにある老舗の劇場「Le Zebre」にて行われます。チケットが発売になりました。在仏、在欧の皆さん、お時間があれば、ぜひに。
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●6月30日、パリ、Le Zebre チケットはこちらから、どうぞ!
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https://billetterie.seetickets.fr/tsuji-in-paris-concert-le-zebre-30-juin-2024-css5-envolproduction-pg101-ri10301135.html
そして、7月3日、リヨン、La Marquise
なぜか、パリの会場よりも、売れています。売り切れる前に、お早目に!笑。
チケットはこちらから、どうぞ!
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https://billetterie.seetickets.fr/tsuji-in-lyon-concert-la-marquise-peniche-03-juillet-2024-css5-envolproduction-pg101-ri10301835.html
●7月20日から7月28日まで青山・新生堂画廊にて、個展!
●9月後半、コルシカ、アジャクシオ、ライブ。(ライブは、だいたい、9月25,26日のどちらかになります。作家としての登壇も予定しています)