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退屈日記「デザインストーリーズの編集アルバイトさん、募集中」 Posted on 2021/06/27 辻 仁成 作家 パリ

某月某日、デザインストーリーズも創刊から6年くらいが経った。
父ちゃんの日記をはじめ、欧州最新情報、インタビュー(現在、ラインニュースと提携中)、一般の方々参加のパノラマセクション、DSショップなど、幅広い記事を出していて、平均で月間500万PV、多い時で700万PVくらい、目指せ1000万PVで、どんどん増えているので、気が付くとしっかりとしたプラットホームが出来つつある。
5回目になる「新世代賞」も、毎年、素晴らしい若いアーティストを見つけ出すことが出来ているし、今年は、小田急電鉄さんと組んで下北祭りやろうと計画中だし、去年からはじめた「地球カレッジ」も順調で、いつか、通信の大学みたいになればいいなぁ、と思っているし、フランスの親善大使就任中なので日仏をつなぐことに協力したり、セーヌ川クルーズライブのようなイベントもまた計画していて、ようは、人が足りないので、ぼくの時間がめっちゃ奪われている。息子は思春期の受験生だし、・・・。
現在、編集部は東京とパリあわせると4人~5人態勢なのだけど、人が足りない傾向にある。
地球カレッジは運営がもう少し人数が多くて、ここは元ECHOESのファンで熱血の天野さんチームが中心に頑張っている。それはおいといて、それでも、結構、人が足りない。



ぼくが61歳だから、スタッフもぼくより上の人もいるし、高齢化が進んでいるので大変で、ぼくは子育てですぐ行き詰まり鬱になるので、励ましあって頑張っている状態。
うちはみんなマルチでやれる人が頑張るチームなのだ。記事も書くし、編集もやるし、校正や、デザインまで、動画の編集とか撮影も、何でもできる辻的スタッフ・・・笑。
登録してくれているライターさんも数十人いらっしゃるけど、主に頑張ってくれているのはメインの書き手の方々でロンドンの清水さんら数名、特に今は「欧州最新情報」に力を入れている。
ローマ、ミラノ、ベルリンの書き手を探している。
どこよりも早く、欧州の情報を出したい、と思っているけど、これをやるためには情報に張り付かないとならないので、語学堪能でないと難しく、父ちゃん編集長はこの時点で失格中、えへへ。



で、はじめて、アルバイトさん、というか、将来編集の仕事の大黒柱になってくれるような、ライター兼編集者兼なんでも屋さんが出来る学生さんとか若い人、今編集部がみんな年齢高いので、会議やっても、なんか井戸端会議みたいになって、びしっとしないので、はきはきした、俺に任せてよ、的な若者がいいなぁ。
メインの仕事として雇うことはできないけど、アルバイト的な感じ、ボランティア感覚でもいいね、から参加してもらい、デザインストーリーズを盛り上げる、デザインストーリーズが好きな人、募集中。いつか手帳とか作って売ってみたい。笑。←マネやん。
ぼくはデザインとかアートが好きだから、守備範囲が音楽とか映画とか演劇とか文学とかだから、そこに観光とか娯楽とか教養の要素を加え、そして何より、基盤が欧州だから、そこから発信をしていきたいのだ。
若い皆さんの中で、学生さんでも、放浪している人でも、時間があって、余暇を使って、勉強半分遊び半分程度のアルバイト意識で十分なので、時々、手伝ってくれるアルバイトさんを募集します。
パリ市内近郊(イル・ド・フランス圏内)在住であることが重要、編集経験はなくても教えますから大丈夫、ただし仏語(英語)がかなり堪能であること、日本語の文章力も大事、で、何よりガッツがあり元気で、大学生とか大学院生とか、怒られても絶対めげない人、人の悪口を言わない人、好奇心旺盛で文化にとっても興味がある人、いつも前向きな人、がいたら、コラボメールからお問い合わせください。(それ以外の問い合わせにはお答えできません。高齢化のため、笑。ごほごほ・・・)

退屈日記「デザインストーリーズの編集アルバイトさん、募集中」



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