JINSEI STORIES

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み!  Posted on 2025/04/05 辻 仁成 作家 パリ

最近、手紙を書いてないな、と思った。
手紙を書いて投函することもめったになくなった。メールで済むからだ。
昔、代筆屋という手紙を代筆する男の物語を書いたことがあった。
手紙を書くのが苦手な人にかわって、代筆をする代筆屋の物語。
作家になりたての頃、実際、代筆を頼まれたことがあって、この小説のヒントを思いついたのだった。あはは。
その人になりかわって、手紙を書く、ということは、けっこう、小説の勉強になった。
郵便局がなくなったわけじゃないので、また、手紙をしたためてみたい、と思った。
ポストに手紙を見つけた時、メールの時代の今、受け取る側は、逆に新鮮な喜びを感じるのじゃないか、と思う。
先日、知り合いが出産をされたのでその子に絵ハガキを送った。絵ハガキといっても、裏面には水彩画、を、表面に、おめでとう、と綴っただけのもの。笑。
でも、一週間ほどかかって、フランスから絵が届けられ、よろこんでくれた。
こんな、絵でした。
その子の名前、結構アートな珍しい名、にちなんだもの・・・。
手紙って、いいよね。
ぼくは住所不特定みたいなものだから、なかなか、郵便物届きません。
フランス政府からの請求書ばかり。えへへ。

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 





さて、今日は、ぼくが暮らすノルマンディの地元飯をご紹介します。
これね、簡単で、とっても美味しいので、ぜひ、やってみてほしい。
つまりね、ノルマンディの名物、シードルを使ったクリームソースなんだけれど、もう、最高。
ぼくの知り合いのお母さんから教わった本場、ノルマンディの味だよ。

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 

はい、今日の主な材料です。
骨付きチキン、
にんにく、
エシャロット、
シードル、
生クリーム、
バター、
塩胡椒、
あと、ジャガイモとブロッコリー!

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 

鶏肉に切れ目をいれる。余計な皮とかは、適当に除去してね。

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 

地元のシードル、これがおいしいよ、とカフェのサンドリンヌに教えて貰った。ドライで、飲みやすい、リンゴ酒。

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 

鶏肉の皮面をしっかりカリカリになるまで焼く。よく焼けたら、一度、取り出す。そのココットに付着したうまみを使うので、ココットは洗わない。

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 

鶏肉を焼いたココットにバターを加え、エシャロットとニンニクを炒めてシードルを加える。味が出る出る法隆寺。

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 

生クリームも少し加えて取り出していた鶏肉を戻して煮込む。ひゃあ!

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 

オーブン皿にジャガイモとブロッコリーを入れ、オリーブオイルと塩をふってオーブンで焼く。



30分ほど煮込んで鶏肉にしっかり火が入ったら鶏肉を取り出し、最後にソースを少しに詰めたら完成。
ということで、お皿に、ジャガイモなどをいれて、真ん中にチキンをそのまま、ぼんと、おいて、ココットの中のソースを上から、まわしがけして、最後に、胡椒をけっこう、かけたら、完成です!!!

もちろん、何もつけないで、美味いけれど、マスタードとかつけてもいいし、フラードセルをちょっとかけても美味しいよ。
したたりおちる美味しさ、という言葉がぴったりのクリーミーなチキン、これこそ、ノルマンディを代表する料理だと思う。
シードルが決め手なのだ。
お試しあれ、ボナペティ!!!

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 



つづく

今日も読んでくれてありがとうございます。
なんだかね、来年、パリで、年明けにもグループ展に参加しそうだよ。
2025年、5月、パリ、グループ展、10月、パリ、個展、2026年、1月~3月、パリ、グループ展、となる。もしかすると、もうちょっと、パリであるかもしれないのだけれど、まだ、結果は出てない。でも、父ちゃん、パリ拠点だからね、やるからには、歴史に残る名画を描かなきゃ、あはは、ちょっと本気だそうかな。よっこらしょ。

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み! 

自分流×帝京大学

地元飯、ノルマンディ風・鶏肉のシードル煮込み!