ここ数年、パリでは犬と一緒に楽しめるカフェが大人気です。もともとパリのカフェはドッグフレンドリーですが、愛犬も人間と一緒に、美味しいドリンクやお菓子を楽しめるお店がどんどん増えてきているのです。
これらのカフェでは、人間向けのラテや抹茶、スイーツなどのメニューがあるだけでなく、しっかり犬専用メニューも用意されています。
ワンちゃんも、消化に優しいビスケットやケーキ、そしてもちろん有名な「パプチーノ puppuccino」、「パプ・カップ pup cup」を楽しむことができます。

「パプチーノ」ってご存知ですか？

パプチーノとは、子犬を意味する”パピー”と”カプチーノ”をかけた言葉で、カプチーノ風の犬用スイーツのことです。「パプ・カップ」と呼ばれることも。もちろん、カフェインや砂糖は一切入っていません。基本的には、無糖のホイップクリームを一口サイズの小さなカップに入れたもの。中にはクッキーやおやつがトッピングされていることもあります。
アメリカのスターバックスの裏メニューとして登場したのがきっかけで、欧米で広まったようです（※与えすぎには注意が必要）。

そんな、愛犬と楽しめるパリの代表的なドッグカフェ3店をご紹介します。

🐾 Barkers & Brothers

モンマルトルの中心にある、伝説的なドッグコンセプトストア。カフェ、セルフグルーミングスペース、犬用ブティックが揃っています。

🐾 Bâtard

人気のドッグカフェ「Bâtard」は、現在パリの有名百貨店「ボン・マルシェ」で開催中の展覧会「Je t’aime comme un chien !（犬のようにあなたを愛してる！）」に合わせて、期間限定で出店中。展覧会を楽しんだあとは、愛犬と一緒にひと休みできるユニークな空間です。

🐾 Le Bone Apart

マレ地区にあるカフェ兼ドッグブティック。居心地の良い空間で、犬とのんびり過ごせるおしゃれスポットです。

私は実際に「Le Bone Apart」に行ってきました。カフェはマレ地区のBirague通り、活気がありつつも落ち着いた雰囲気の通りにあります。フランスらしいスタイルでありながら、ドリンクメニューはトレンド感もばっちりで、犬と一緒にテラスでゆっくりするのにぴったりの場所。

スイーツの種類も豊富で、人間用も犬用もどちらも充実しています。私は抹茶ラテを注文し、愛犬にはパプチーノとクロワッサン型のビスケットを頼みました。

人間だけでなく、愛犬も大満足のカフェタイム。犬を飼ってない方も、犬好きな方なら楽しめること間違いなしです！（に）