今日は、フランス名物のプラトーをご紹介したい。
要は、シーフードのプレート（魚介のプラトー）のことだけれど、パリには数軒、有名なプラトーを出すシーフードのレストランがある。
行きつけが２軒ほどある。
プラトーも大中小と様々で、値段もさまざま。
今日は日本から友だちがやってきたので、彼のリクエストで（というか肉とグルテンが食べられない、らしい）シーフードがメインのレストランに行って、まずは、プラトーを注文した。
６種類のプラトーの中で、「SUPER」という上から二番目のプラトーを頼んだ。
写真をご覧頂きたいが、ものすごい。
３種類の牡蠣が、６つずつ、１８個入っていた。
中央に、蟹が一匹、どんと鎮座、すでに蒸してあって、全員に蟹ばさみが提供された。
他に、生の貝が数十並んだ。
はまぐり、アーモンド貝、ムール貝、浅利など、ざくざく。
そして、ビュロと呼ばれる巻貝はどかんと、
あと、シジミのような小粒の貝、
ええと、ラングスティン（手長エビ）が数尾、普通の海老もいっぱい、あと、素揚げしてある川海老もどかんと、他、忘れた。
ともかく、食べきれないくらいの魚介のプレートなのである。
これが、特殊な台の上におかれ、下には、マヨネーズ、エシャロットビネガーソース、そして各種パンが置かれている、二段構え！
それはそれは、壮観な眺めとなる。
観光客はこれを注文し、記念写真を撮るのだが、今日は日本からルナシー、Ｘジャパンで活躍するギタリストのＳＵＧＩＺＯ氏と食べた。
あはは。
昨日の夜かな、
「パリに着きました。もし辻さんのご都合がよろしければ久々にお会い出来たら嬉しいですが、可能でしょうか？」
とＳＵＧＩさんから連絡があったのだ。
いつもこんなふうに、パリのガイドをやらされる、笑。

※　SUGIさん、エッフェル塔見物に行ってきたらしい。

※　これが、魚介のプラトーなのであーる。す、すごくないですか？　これの上のサイズも存在します。

※　これが、まぎれもないＳＵＧＩＺＯ・ギタリストの手。彼の得意な手ポーズだが、ぼくは出来ない。薬指が離れてしまうのだ。何とも器用なギタリストであーる。だから、ギタリストなんだね。

ということで、ＳＵＧＩさんは、フランスが大好きなのだとか。
コクトー、ランボー、ドビュッシーなど、次から次に、フランスの芸術家の名前が飛び出してくる。物知りだ。
そして、彼はよく食べる。
彼のマネージャーさん、「もう、食べられません」と悲鳴を上げているのに、ＳＵＧＩさんは、魚介プレートを食べきったあと、
「ぼくね、ソル（ヒラメのムニエル）がやっぱり、フランス来たからには食べたいかな」
と言い出し、注文をした。
あはは・・・。
あんなに身体が細いが、ワインもよく飲む。二人で二本！
ぜんぜん、酔わない。
「すごい友だちだね」
と支配人のパスカルが横から、
「日本で有名なギタリストだよ」
と紹介したら、ネットで調べだして、これか、と写真を見せられた。
ま、楽しい夜になった。
レストランのど真ん中に陣取る、父ちゃんとＳＵＧＩ様。目立つ～。
あはは。

※　これが、ＳＵＧＩさんが一人で食べたヒラメのムニエルだ！！！　ギャルソンが目のまえでサーブしてくださる。

ＳＵＧＩさんと会うのは５年ぶりくらいだろうか？
彼がいま、どういう活動をしているのか、知らないが、気が付けば３，４時間は話し込んでいた。いつだって好奇心の旺盛でエネルギッシュな人物である。
その中で、いつか、パリで一緒にライブをやろうという話しが、飛び出した。
おお、実現したら、いいですなァ～、笑。

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
それにしても、いろんな知り合いに、「会いましょう。今、パリです」とよく言われて、「いや、ぼく基本、ノルマンディ在住なんで」と毎回言い訳をしているのです。今日は、たまたま、明日、出版のミーティングがあるから、いたからよかったのだけれど・・・。このタイミングでいきなり再会からのライブやろうぜ、みたいな流れって、すごいよね、まさに、ご縁ですね。笑。