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芽キャベツって、仏語でシュー・ブリュッセルっていうねん。こんなに違うのありか? Posted on 2025/02/23   

某月某日、朝のカフェのカウンターに並んでいるのは、クロワッサン、が相場で、たまに、パンオショコラがある。ところが、今日、入ったカフェに、ええええ、メロンパンがあるじゃないか!!!
日本ではない、フランスでのことだ。
「これ、なんですか?」
とギャルソンさんに訊くと、
「ブリオッシュだよ」
と返事が戻って来た。
「ええええ、メロンパンにしか見えない。すいません! 一つください」
ということで、実食!
ああああ、えええええ、おおおお、ややややや、ううううう、なんだこれ、メロンパンみたいな要素もあるが、柔らかいのだ。口の中で、とろける。
いわゆる、ブリオッシュというのもでない。
オレンジの風味がするので、ギャルソンさんに訊ねると、「オレンジフラワー」が使われている、とのこと。オレンジ風味がする、柔らかいパンに、白い砂糖のつぶが、まぶされているというすぐれものであった。
めっちゃ軽い食感なので、これが、コーヒーともあって、すっと口の中で、消えてしまった。
ああ、美味しい朝食であった。
この店では、大人気らしい。10時くらいには売り切れ~。
なるほど、フランスのカフェ、進化しておるのーーー。

芽キャベツって、仏語でシュー・ブリュッセルっていうねん。こんなに違うのありか?

芽キャベツって、仏語でシュー・ブリュッセルっていうねん。こんなに違うのありか?

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※ ということで、朝から、絵を描きながら、同時に、子羊をコトコトと煮込んだ、父ちゃんなのであった。



ところで、フランスでは芽キャベツのことをシューブリュッセルというのだ。
ブリュッセルというのはベルギーの首都だが、なんで、芽キャベツのことを「シュー・ブリュッセル」と呼ぶのか、わからず、調べたら、一説によると、ブリュッセルの近くの村でとれるシュー(キャベツ)だから、というのがあって・・・、ちょっと、疑わしいから、ま、一説ですからね、聞き流しておきましょう。
芽キャベツのネーミングの方が納得できるよね? クスクス。

でも、シュー・ブリュッセルという響きはかっこいいので、フランス人はどうやって食べているか、いろいろと調べたら、メープルシロップを使って、食べている人がいたので、興味がわいて、やってみることにした。
結論から言うと、芽キャベツ好きには、たまらなく美味しい芽キャベツ料理が出来るので、ぜひやってみてほしい。
今日は、手の込んだものが作れないので、子羊をココットにぶっこんで、スパイス煮込みにしたので、オーブン任せ、ふふふ、絵に集中することが出来た。
ということで、シュー・ブリュッセルの作り方をここに記ますから、ぜひ、やってみてほしい。この時期、最高に美味しい付け合わせが出来ます!!!

芽キャベツって、仏語でシュー・ブリュッセルっていうねん。こんなに違うのありか?

用意するものは、まず、こちら!
芽キャベツ
メープルシロップ
バルサミコ酢
かな・・・。とりあえず、
ボウルに、よく洗った芽キャベツをいれて、(大きい場合は半分にカット)、メープルシロップ、バルサミコ酢、塩ちょっと、オリーブオイル、であえる。

芽キャベツって、仏語でシュー・ブリュッセルっていうねん。こんなに違うのありか?

オーブン皿に、並べて、上からパルメジャーノチーズを摺って、少し振りかけると、カリカリっと感が増すので、いいんだよね。
だいたい、180度で、15分くらいかな、個体差があるから、表面のカリカリ具合を見て、自分でバンバンしてねー。えへへ。
美味しいやつの完成だー。

芽キャベツって、仏語でシュー・ブリュッセルっていうねん。こんなに違うのありか?



はい、ということで、完成したシュー・ブリュッセルを美味しく煮込んだ子羊のスパイス焼きの横に添えて、白ワインにあわせて食べてみたのだけれど、うま、と一言、飛び出した。
肉との相性も抜群で、実にエレガントなガルニチュールとなった。
たまらない。
美味しランチを食べてから、午後は再び、新作の絵に向かったのであった。
絵ばっかり、描いている。
もう、小説も続きを書かないとならないのだけれど、今、絵に夢中なので、気が付けば、キャンバスの前に一日中いるんだよねー。あはは。
困ったものである。
でも、創作をしている最中も、食事のこと、忘れたことがない~、貪欲。
毎日、最低でも一食は自分で作り、最高に美味しい時間を持ちたいからだ。
今日は、シュー・ブリュッセルと子羊のスパイス煮込みで、いい一日になった。
夜も、残りを、食べる。
カレー粉を入れちゃって、そこにシュー・ブリュッセルもぶち込んじゃえば、羊のカレーになるじゃんねー。
想像してみて、最高だァ。
こうやって、毎日、楽しく美味しく優雅に生きている、ノルマンディ男なのであった。
ボナペティ!

芽キャベツって、仏語でシュー・ブリュッセルっていうねん。こんなに違うのありか?



芽キャベツって、仏語でシュー・ブリュッセルっていうねん。こんなに違うのありか?

芽キャベツって、仏語でシュー・ブリュッセルっていうねん。こんなに違うのありか?

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
日本はすごく寒いというのを聞きましたが、フランスは逆にやっとあたたかくなってきました。二日前、16度を記録しているんです。今日もほがらかな日曜日で、三四郎と田舎道を散策しておりました。春になると、春にしか食べることが出来ない野菜が出てくるじゃないですか、もう、待ち遠しくてしょうがない食いしん坊の父ちゃんなのでありました。マルシェにね、並ぶから、新鮮な春野菜・・・。いい季節が来ますね。

芽キャベツって、仏語でシュー・ブリュッセルっていうねん。こんなに違うのありか?

父ちゃんの新刊「犬と生きる」は、マガジンハウスから、27日、全国発売となります。三四郎との出会い、そして、孤独との和解、人生に寄り添う愛おしい生き物との二人三脚、ぜひ、楽しんで読んでね、もうすぐじゃんね。えへへ。

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