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家庭フレンチの定番を「みんな大好き、シュー・ファルシ」 Posted on 2025/01/15 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ
フランス、冬の定番「シュー・ファルシ」を作ってみませんか?
日本のロールキャベツとほぼ同じですが。ちぢれキャベツを使い、トマトは使わず白ワインで煮込んだホワイトロールキャベツになります。
子供も大人も大好きな、冬の定番メニュー。カフェやブラッスリーなどの日替わりメニューとして登場することも。
フランス家庭料理の代表ともいえるシュー・ファルシをカフェの黒板に見つけたら、ぜひ頼んでみて欲しい!「ピュレやアリゴ(トムチーズが入った、伸びるピュレ)」などが付け合わせのこともありますが、オススメの付け合わせは断然、「ごはん」です。
今回はフランスの玄米にクミンとカルダモン、塩少々を加えて炊きました。日本の白ご飯ではなく、粘り気の少ないバスマティ米などがオススメ。
今回、中に詰めるファルスは牛肉400gに100gの豚ひき肉を混ぜました。
味付けはしっかり目に。食パン1枚を牛乳で浸したもの、卵1個、玉ねぎ1個、パルメザンチーズ大さじ3くらい、あとは塩胡椒とお好きなスパイスで。
ちぢれキャベツをきれいに剥がして10分ほど茹で、芯をとってファルスを包みます。
※ちぢれキャベツは普通のキャベツよりしっかりしているので敗れにくいですが、その分、下茹ではしっかり目にしないと包みにくいです。
キャベツをパスタで閉じたら、たっぷり目のバターで全体に焼き色をつけていきましょう。
そこに、にんじん、コップ1杯の白ワイン、チキンブイヨン、水をひたひたになるまで入れて、お好きなハーブ(タイムやローズマリー)、ローリエを加えて煮込みます。
1時間くらいしっかり煮込んだらココットの蓋を開けて少しソースを煮詰めます。
お皿に炊き上がったスパイス玄米とシュー・ファルシ、にんじんを載せて、スープをしっかりかけたら完成です。
しっかり煮込まれ、肉汁をたっぷり吸ったキャベツの美味しいこと。
トマト味に飽きたら、ぜひ、白ワインで煮込むフランス風ホワイトロールキャベツを。ボナペティ!
Posted by セギュール ちえみ(DS編集部)
セギュール ちえみ(DS編集部)
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