JINSEI STORIES
フランスごはん日記「なんで、フランス人は、みんなミニチュアダックスフンドが好きなのか? 」 Posted on 2024/11/19 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、最近、とにかく、ミニチュアダックスフンドが大人気で、逆を言えば、どこもかしこも、ダックス、みたいなパリである。
歩いていると、若い女性から、
「すいません。そのわんちゃんと写真とってもいいですか?」
と訊かれるのである。
自分と撮影してというわけじゃないのだけれど、・・・なぜか、嬉しい、父ちゃんなのだ。あはは。
で、友だちがやはり数人、ミニチュアダックスフンドを飼っていて、今日は彼らが参加した、毎年恒例の「ミニチュアダックスフンド大行進」、三四郎は参加できなかったのだけれど、参加した犬友ママさんから、たくさん、今年度の大行進の写真が届いたので御覧いただきたい。
かわいい、とにかく、かわいすぎる。
ダックスは通称「ソーセージ犬」なので、こういうホットドッグ服を着せられていた。
やれやれ、犬の身にもなってやれよ、笑。
こちらは、フランスで大人気のキャラクターに扮した、ダックス!!!
この、仮装、意味がわからない。ただ、三四郎にめっちゃ似ている!!!
なんと、着物を着たダックスくんもいた。
もう、これはハロウインを超える勢いのお祭りと化している。
三四郎にも仮装させたいところだが、あの子は、あのままでいいかな・・・。
あはは。
三四郎は、三四郎で生きてください。
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
すれ違うわんこちゃん、10匹に1匹はダックスで、今や、パリ中、ダックスフンド!!!
この大行進は、パリ郊外からも、フランス全土からやってくるから、セーヌ川河畔がソーセージ犬で埋まって、大変なことになる。
なんで、こんなに人気があるのかな?
胸に手を当てて訊いてみよう。
だって、かわいい、からだよね。わん♪
さんちゃんと、お友達・・・。
※ こちらは昨年の大行進、毎年、どんどん、増えているらしい。パリの犬はぜんぶ、ミニチュアダックスフンドになる日が・・・。あわわ。