JINSEI STORIES
フランスごはん日記「田舎はハロウィンムード満点、明日の本番を前にかわいいパーティ目撃」 Posted on 2024/10/31
某月某日、ということで、ノルマンディにいるのだ。
なんか、ハロウィンムード満点な世界で、びっくりした。
在仏歴23年にもなるが、こんなだったっけ?
とりあえず、お腹がすいたので、カフェに入り、アボカド・トーストを注文。
これが、最高に美味しいんだ。
ここは、友人のトマがやっているカフェで、大人気のアボカド・トーストは午前中しか食べることが出来ない。
卵を割ると、ひゃああ、黄色い卵黄があふれ出すってわけ。
ずるいね。
今は、秋休み中なので、子供連れの家族で、大賑わいなのである。
その幸福な風景の中心に座り、一人と一匹は、アボカド・トーストを頬張るのだった。
これが、美味しいんだよねー。
10月は30日までだと思っていたら、31日があった!
あはは。
ということで、今日がハロウィンだと思っていた、おとぼけ父ちゃんだった。
そもそも、フランスも日本と同じで、最近になって、ハロウィンが盛んになっているけれど、実は、20年前はハロウィンムードなんか、あったっけ?
なんとなく、仮装パーティ的ブームとあいからまって、ハロウィンが流行って来た、のかな~。
フランス人もアメリカ人のように家の前にかぼちゃを置くようになった。
ハロウィンの起源はどこだろ、と思って携帯で検索したら、おおお、アイルランドのケルト人によってはじまった、と書かれてある。なるほど~。
ぼくは今、アパルトマンのキッチンのリフォームをジェロームに頼んでいるので、アパルトマンで、待ち合わせた。
すると、隣の家が凄いことになっていた。
えええ、本格的じゃーーん。
暫く、楽しそうだな、と覗いていたら、仮装をした子供がぬーぬーさん(子守りのおばちゃまのこと)が連れてきて、インターホンを、押したら、ドアが開き、すると、つるされていた骸骨が揺れて、中から、不気味な声が!
「ようこそ、子供たちよ、よくきたねー、うわっはっはっはー」
小さな子は驚いて、中に入れず、中には泣き出す子も!
あはは。やりすぎ???
ぼくが暮らす田舎の村は、もう、そこかしこでハロウィンムード満点なのだ。
たぶん、明日はもっと盛り上がることになると思う。
子供たちの大騒ぎする声が響き渡る、喉かな田舎なのであった。
さんちゃんは、きょとんとした顔で、黄色いかぼちゃを見ていました。
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
パリはずっと雨模様でしたが、田舎は、快晴で、とってもきれいな夕暮れ時です。三四郎と田舎の道を散歩し、リフレッシュしています。キッチンの工事も順調で、少し広くなるので、嬉しいな。はやくここで、料理がしたい、父ちゃんなのでありました。
さて、次回の生放送ラジオ・ツジビルは、11月5日になります。お楽しみに。ご視聴ご希望の皆さま、下のTSUJIVILLEのバナーをクリックしてみてください。めるしー。