某月某日、引退公演が近づいてきた。今日、１０時より、いよいよ一般向けのチケットが発売される。
表舞台から去ると宣言したことで、今までのスタッフさんも戸惑い、そのせいで、今日まで何も宣伝もできなかったが、これじゃあ、葬式になってしまう、と有志が立ち上がり、キービジュルアルや、デザイン、ポスターやグッズを作って、父ちゃんの花道を盛り上げたろう、ということになった。まことに、ありがたいことである。
せっかく、最後を決めたのに、ようやくここにきて、「花道を飾る」めどがたってきた。御覧いただきたい、父ちゃんの日本での最終公演ツアーのポスターがこちらだ！！！
デザイナーの山下副村長が手掛けてくださった。

※　ここのQRコードから、どうぞ！！！

「今までの写真だと普通になってしまうので、思い切ってイラストにしてみました」
ということだった。
書道家の方が渾身の絵筆で、父ちゃんの花道を飾ってくださった。
なかなか、気に入っている。力がこもっておーる！
ああ、こうやって、ステージで歌ってきたなァ、と過去を振り返ることができた。
引退ライブのセトリも、ほぼ、出来た。
ＥＣＨＯＥＳ時代の曲が１０曲、ソロ時代の曲が８曲、そのほか、自分の人生にとって大切な外国曲もある。
歌いたい曲を検証したら、今のところ、２０曲もそろってしまった。もしかするとまだ増えるかもしれない。
辻仁成という日本のロートルおやじが舞台で歌い続けてきたナンバーをずらりと網羅したつもりだ。ふふふ。
まだ、続けられる年齢なのに、表舞台からぼくが去る決意をしたのは、ぼく自身の問題ではなく、ぼくが音楽を続けていくことができる環境がぼくの足元にはないことを悟ったからだ。
でも、それは、自分自身の力不足にもある。
ならば、だらだらやるより、いっそう、燃え尽きてやろう、と思った。
ならば、最後を決めて、元気な今、そこに全精力を傾け、表舞台から退場しようと決めたのだ。
最高の花道を作る、決意であーる。
ということで、今日、１８日、１０時から各プレイガイドで、父ちゃんのラストライブ、東京３公演、大阪最終公演の４公演のチケットが販売されるので、お見逃しなく！！！
「終わりよければすべてよし」
が、合言葉になりますよー！
熱血～。

※　去年の５月のパリ・オランピア劇場ライブ、最高でした！　最終公演の大阪フェスティバルホール、へと続きます。

それでも、人生は、つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
思い切った決断でしたが、今、自分らしい、とせいせいしております。ぼくの引退など、音楽業界にはなんのメッセージにもならないでしょうが、音楽のよき時代をなつかしみつつ、ここに父ちゃん歌手がいたことを、しっかりと、日本の音楽シーンに刻み込んで去りたいと思いまする。
熱血は、続きます。

辻仁成、ジャパン・引退・ファイナル・ツアーは。
７月３０，３1，８月５日、有楽町、ヒューリックホール。
８月７日、人生最大の千秋楽、大阪フェスティバルホール
になります。
そして、フランスツアーが６月に行われます。
パリは、ベルビルにある老舗の劇場「Le Zebre」にて行われます。チケットが発売になりました。在仏、在欧の皆さん、お時間があれば、ぜひに。
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●６月３０日、パリ、Le Zebre　チケットはこちらから、どうぞ！
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https://billetterie.seetickets.fr/tsuji-in-paris-concert-le-zebre-30-juin-2024-css5-envolproduction-pg101-ri10301135.html

そして、７月３日、リヨン、La Marquise
なぜか、パリの会場よりも、売れています。売り切れる前に、お早目に！笑。
チケットはこちらから、どうぞ！
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https://billetterie.seetickets.fr/tsuji-in-lyon-concert-la-marquise-peniche-03-juillet-2024-css5-envolproduction-pg101-ri10301835.html

●　７月１３日、アートブック「パリ情景、動かぬ時の扉」が全国書店で発売になります！！！
●７月２０日から７月２８日まで青山・新生堂画廊にて、個展！
●９月後半、コルシカ、アジャクシオ、ライブ。（ライブは、だいたい、9月25，26日のどちらかになります。作家としての登壇も予定しています）