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父ちゃんの料理教室「前回大人気だった、肉巻きおにぎり、のレシピです!!!!」 Posted on 2024/06/15 辻 仁成 作家 パリ

「父ちゃんの肉巻きおにぎり」がおいしかった、という意見が相次いだ。(統計、自身)
今、本を一緒に作っている編集者さんもご自宅で作られたそうで、家族に、大好評だった、とか、笑。
ということで、もう一度、丁寧に、肉巻きおにぎり、のレシピを!
(実はこれ、当事務所のスタッフのお母さん、大阪の方ですによる、レシピをちょっとアレンジして、作らせていただきました。うしろめたいので、書いておきます。なので、大阪の母ちゃんの味!!!)

今一つ、食欲がなくても食べたくなるし、その上に、栄養価も高く、とはいえ、簡単に作れることが大事になので、肉巻きおにぎり、最強なのであーる。
これがいいところは、元気がなくても、作ることができて、食欲がなくても、食べたくなって、なにせ、簡単で、絶対においしいやつだからであーる。
これからの夏、冷やしそうめん、のお伴にも、最高!
御覧、あれ、このつややかな輝き!!!!!
おおおお、これは作ってみよう、と思うじゃないですか!

父ちゃんの料理教室「前回大人気だった、肉巻きおにぎり、のレシピです!!!!」



作り方も、家庭によって、それぞれだともうのだが、そもそも、レシピと謳ってはいるが、アイデア、でしかない。
なので、おおよそ、適当でいいのだけれど、だって、元気がないのに、難しいレシピなどできやしないわけだから、適当、適当、と言いながら、作ればいいのよ、奥さん。
それでも、絶対においしくなるのが、この「肉巻きおにぎり」
家庭内大ヒット間違いなし~。

では、作っていきましょう。
まず、
ボウルにごはんをいれて、胡麻とか、紫蘇の千切り、梅がちょっと入ると尚いい。
塩昆布もいいねー。ぼくはいつもの、塩昆布を短めにカットして、ひとつまみ、いれる。そうすることで、うまみ、がにじみだす。
贅沢したければ、おしんこの微塵切りとか入れてもいい。
これも、いい。
なんでもいいけれど、生きたろう、生きたろう、と言いながら作ろう!
俵おにぎりを作るのだ。俵握り飯でないと、ダメ。均等に火を入れるので、あ、それか、まんまる握りかな。
ま、俵おにぎりにしときましょう。
焼きやすくなるのであーる。
その俵おにぎりに、薄い牛肉を巻き付ける。安い肉でよい。
でも、ここにお肉がないとあかんのよ。
綺麗に巻きつけて、一度、ぎゅっと、手でもんで、形を整える。心も整う。
で、それを軽く油引いて、(軽くでよい)フライパンで焼いて、焼き目を全体に付けたら、そこに、アマダレをまわしがけするのだ。
自分で作るのがめんどうくさければ、焼き鳥、焼き肉のタレでいい。
もし、自分で作るなら、ボウルに、全部大匙1で、醤油、みりん、酒、を投入。あと、小さじ1程度の砂糖をお忘れなく。
御覧、あれ、美味そうじゃろーーーー。
ほら、見てほしい。元気が、出ないわけないよね?
元気になってほしい。
そして、また、生きてみようと、思う。
ぼくはそうやって、生き続けてきた。
うまいなァ、最高だなァ、と自分の胃袋を盛り上げて、生き続けてきた。
美味しいものを食べると、また、明日から頑張ろうと思うぞ。
負けるなよ。かわりに、肉を巻けよ。あはは。

父ちゃんの料理教室「前回大人気だった、肉巻きおにぎり、のレシピです!!!!」

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やっぱり、苦しい時にこそ、食べるのが一番いいのである。
よく寝て、嫌なことは思い出さず忘却し、そして、誰も愛してくれないと思うのなら、せめて自分くらい自分のことを心配してやってほしい。
で、死にたいと思ってもいいから、生きましょう。
生きていれば、すごくきれいな空を見ることができます。
ぼくも、このおにぎりで、また、明日から頑張る。

おまけ。
引退ライブが近づいてきた。これで、終わるのだ。
しかし、生き続ける。
本当は、引退なんかしたくないけれど、物理的理由で、これ以上、続けられない、ということなのだ。詳しくは語らない。
ただ、しかし、最終公演、大阪のお母さんが、きっと大阪フェスティバルホールに「肉巻きおにぎり」を差し入れしてくださる、気がする。あはは。
人生における最終公演を、この肉巻きおにぎり、で乗り切りたい。
えいえいおー。

父ちゃんの料理教室「前回大人気だった、肉巻きおにぎり、のレシピです!!!!」

※ ひゃああ、これ、絶対においしいやつやん!!!!



つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
いろいろと生きていると被害妄想にもなるし、苦しくもなるけれど、味方も必ずいるし、一生懸命やっていれば、見守ってくれる人も必ずいるので、無理したらあかんが、でも、頑張れる時に頑張ろう。頑張れなくなるまで、頑張ればいいと思う。ぼくは、頑張っている時に、生き甲斐を感じるタイプだから、肉巻きおにぎりは、ちょうどいいのだ。
毎日が、自分の自己ベストなのだから、そういう一生を切に、生き切りましょうね。
で、父ちゃんが毎月、5のつく日に、5日、15日、25日に、楽しく語るラジオ・ツジビル、やってます。ラジオはいいよ、元気になるよ。
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それから、文章というのは、簡単そうで、実に難しい。じゃあ、どうやったら、楽しいブログや日記やエッセイがかけるようになるのか・・・。そこです。
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そして、フランスツアーが6月に行われます。
パリは、ベルビルにある老舗の劇場「Le Zebre」にて行われます。チケットが発売になりました。在仏、在欧の皆さん、お時間があれば、ぜひに。
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●6月30日、パリ、Le Zebre チケットはこちらから、どうぞ!
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https://billetterie.seetickets.fr/tsuji-in-paris-concert-le-zebre-30-juin-2024-css5-envolproduction-pg101-ri10301135.html

そして、7月3日、リヨン、La Marquise
なぜか、パリの会場よりも、売れています。売り切れる前に、お早目に!笑。
チケットはこちらから、どうぞ!
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https://billetterie.seetickets.fr/tsuji-in-lyon-concert-la-marquise-peniche-03-juillet-2024-css5-envolproduction-pg101-ri10301835.html

●7月13日ごろ、帝京大学出版会から、父ちゃんのアートブック「パリ情景、動かぬ時の扉」が出版されます。全176ページの画集&小説集です!!!
●7月20日から7月28日まで青山・新生堂画廊にて、個展!
●9月後半、コルシカ、アジャクシオ、ライブ。(ライブは、だいたい、9月25,26日のどちらかになります。作家としての登壇も予定しています)
● あと、7月から8月頭にかけて、日本での引退公演があります。

自分流×帝京大学

父ちゃんの料理教室「前回大人気だった、肉巻きおにぎり、のレシピです!!!!」