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父ちゃんの家庭料理教室「疲れがひどいときの春菊水餃子が心と胃にやさしいのだ」 Posted on 2023/12/06   

で、結局、くよくよしてもしょうがないので、おいしいごはんを作って、エネルギーを取り戻そう、といういことになった。
で、オペラ地区にある京子食品さんに行き、前から食べたかった、「里芋」をゲット。どうしても、煮っころがしが食べたかった。
この季節に最高のモンブランを食べた後の夕飯は、里芋の煮っころがしがいいだろうと思って、買い物に行った父ちゃんなのだった。ふふふ。
まずは、御覧いただきたい。パリの日本食材スーパーに行けば、こんなものが手に入るのであーる。
驚きではないか、京子食品に行って、手に入らないものはない!(個人的な感想です)
左上から「有機納豆」、「京あげ(揚げ豆腐)」「食パン(これだけakiさんで購入)」「里芋」「桜餅」「絹揚げ」そして「ゆず」なのであった。(食パンとゆずと絹揚げ以外は冷凍もの)

父ちゃんの家庭料理教室「疲れがひどいときの春菊水餃子が心と胃にやさしいのだ」



ところがである。
里芋の煮っころがしを、作ろうとしていたのだけれど、冷蔵庫の中で、やや痛み出した春菊を発見してしまい、急遽、これを使った料理を作らないとならなくなったのであった~。家庭料理あるあるですね。
里芋までは食べきれないことが判明したので、里芋は冷凍だし、春菊は生で傷み始めているから、優先順位として、春菊を使って、料理を作ることに、えへへ。
ちょっと元気のない父ちゃんを元気にさせる春菊料理、皆さん、どんなものか思いつきます?
ということで、辻家秘伝、「春菊の水餃子」を今日は皆さんと一緒に作ってみたい。
ええっ、春菊で水餃子ァ~、と驚かれるかもしれないが、これが超おいしいのであーる。
さっそく、簡単なレシピをご披露いたしましょう。やってみてくださいね。

【春菊の水餃子、レシピ】
豚ひき肉に生姜みじん切り、ニンニクすりおろし、塩コショウ、酒、醤油、オイスターソース、中華スープの素、ごま油を入れてよく練り、そこに、細かく細かく切った春菊を加えて混ぜる。それを餃子の皮に、くるんでいく。普通の餃子と作り方は一緒。
で、お鍋に人数分の水をいれて、適当に、お好きな(どちらかというと中華風の)ダシをいれ、白菜(野菜はなんでもいいです)、春雨をいれて、(酢を入れるといい感じ)めどとしては白菜がくたくたになってきたところで、餃子を投入する。餃子に火が入ったら、完成。味を、塩コショウなどで整え、器に盛る。できれば、ここに、ラー油とか、刻み葱、黒コショウなどで味を飾り付けると、なおいいのである。

父ちゃんの家庭料理教室「疲れがひどいときの春菊水餃子が心と胃にやさしいのだ」

父ちゃんの家庭料理教室「疲れがひどいときの春菊水餃子が心と胃にやさしいのだ」

父ちゃんの家庭料理教室「疲れがひどいときの春菊水餃子が心と胃にやさしいのだ」



ひゃあ、まじ、うまかった。
元気がなかった父ちゃんだったが、心も胃も温まり、なんとなく復活したのであった。
ぜひ、これは試していただきたい。多めに作ったら、冷凍しておけば、上記レシピの最後に冷凍餃子をぶち込めば、同じ感じになるので、便利ですよー。ボナペティ。

自分流×帝京大学

父ちゃんの家庭料理教室「疲れがひどいときの春菊水餃子が心と胃にやさしいのだ」