JINSEI STORIES
退屈日記「豚生姜シラスのカルボナーラという姑息な東京飯を開発したぜ」 Posted on 2023/08/19 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、とにかくホテルでの自炊はなかなか大変なのだけれど、毎日、外食していたら夏バテに負けそうになったので、ここ最近は、精魂込めて「父ちゃんズ東京飯」作りに励んでいるのであった。
今日、ご紹介するのはこの一月ほどの滞在の中で、群を抜いて美味く出来た一皿「豚生姜シラスのカルボナーラ」をぜひとも、皆さんに伝授したいのであーる。
やっぱ、卵で栄養を安く効率よくつけて頂きたい~。
材料はこちら:
豚しゃぶしゃぶ用、80g
シラス、適当
パスタは、タリアテッレとかバリラの7番でいいが、父ちゃんは玄米手打ち麺というのを自然食品屋でゲット、これが美味いのだ。なんでもいいですが、太目の方がいいかな。80gとかお好みで。
卵の黄身、2つ
マヨネーズ、少々
オリーブオイル、少々、
黒胡椒、少々
粉チーズ、少々
すった生姜、チューブでもよい、適当
日本酒、大匙1程度
水菜、少々
料理の3時間ほど前にリードとかジップロックに豚肉、日本酒、生姜を入れてもみもみしてから冷蔵庫で味をなじませておく。
フライパンで、ベーコンを焼くように広げて片面が焦げる手前、(焦がしちゃダメ)までよく焼きにし、裏側も。
焼きあがったら、一度キッチンペーパーで脂を完全にとり、これを5ミリから一㎝程度にカットしておく。
ボウルに、卵の黄身、オリーブオイル、マヨネーズ、黒胡椒、粉チーズ、をいれ、拡販させ、カルボナーラ風ソースにしておく。
ここに茹で上がった麺を投入し、よく混ぜる。
そこに水菜を入れ、さらに、細切れの豚生姜焼きを入れる。味が濃いので、塩胡椒はお好みで。黒胡椒は多めで、オッケー。
お皿に盛り付けし、最後に、中央にしらすを添え、ちょっと醤油を垂らし、さらに、水菜の葉っぱなどで飾りつけをする、と完成であーる。
どうでしょう?
これが、実に、うまいのである。
乾麺でもいいが、生の手打ち麺というのが最近、スーパーで売っているのでそういう優しいパスタの太麺でお試しください、が、ベストかもしれましぇーん。
大満足で、元気出た。
残暑見舞いに、父ちゃんからの新レシピなのだった。
ホテルの、狭いキッチンでもフライパンだけで出来る料理なので、ぜひ、お試しあれ。
ちょっと炒めて、混ぜるだけ!!!!
主婦の味方より。
熱血~。
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
まだまだ、暑い日が続きそうですが、だんだん、体調戻ってきております。今、1000%のちょっと手前、980%くらいまで復調しました。いい感じです。福岡国際会議場メインホールでのライブまであと6日! 行ける。これは行けるで。
ということで、いろいろと情報ありますが、暫くは、福岡に集中しましょう。翌日、25日には中洲対応映画劇場で監督作「中洲のこども」の舞台挨拶もやりますので、福岡一泊旅、いかがですか? ご夫婦で、どうぞ。
辻󠄀仁成 アコースティック セレナーデ フロム パリ 2023
8/24(木)福岡国際会議場メインホール・チケット発売中です。
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https://w.pia.jp/t/tsujihitonari-k/
伊勢丹アートギャラリーでの初個展は来年、2月末です。てんこ盛りですねー。熱血。