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パリ最新情報「ラデュレ、春のスイーツで“バラ色の人生”に?!可愛いお菓子が続々と」 Posted on 2023/05/23 Design Stories  

 
2022年で創立160周年を迎えたラデュレから、見た目麗しい“美スイーツ”が登場した。
まず、ラデュレの定番といえば何といってもマカロンだ。
160年の歴史の中では、約400種類ものマカロンを世に送り出してきたという。
1シーズンではおよそ15種類が店頭に並び、「ミモザ」や「チェリーブロッサム」といった旬の花のフレーバーも登場する。
 



パリ最新情報「ラデュレ、春のスイーツで“バラ色の人生”に?!可愛いお菓子が続々と」

 
母の日を6月4日に控えたフランスでは、この日のための特別なマカロンが現れた。
また現在、店頭では「ジュテーム・ママン」とショーケースにも描かれている。
 

パリ最新情報「ラデュレ、春のスイーツで“バラ色の人生”に?!可愛いお菓子が続々と」

※お母さんへの愛情表現もフランスらしくストレートに。「ジュテーム・ママン」マカロンは6月6日まで、バニラのフレーバー。
https://www.instagram.com/p/CsT_07GMG0s/?igshid=MTc4MmM1YmI2Ng%3D%3D

 
さて、バラがシーズンを迎えた今、とっておきの美スイーツがラデュレに登場した。
その名も「La Vie en Rose」、“バラ色の人生”ケーキだ!
 

パリ最新情報「ラデュレ、春のスイーツで“バラ色の人生”に?!可愛いお菓子が続々と」

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バラを形どったケーキは、ビスキュイの土台に、ラズベリーコンフィ、ライチ、フランボワーズ等のクリームで構成されている。
上にはドライローズの花びら・ラズベリーが添えられていて、見た目もとってもキュート。
 

パリ最新情報「ラデュレ、春のスイーツで“バラ色の人生”に?!可愛いお菓子が続々と」

※マンゴー、柚子、ココナッツが詰まった丸いケーキも新登場。柚子は「YUZU」としてフランスでもすっかり定着した。



パリ最新情報「ラデュレ、春のスイーツで“バラ色の人生”に?!可愛いお菓子が続々と」

 
最初に見た時は「新しいサボン?」と思ってしまったのだが、こちらもラデュレの新作スイーツであった。
新スイーツの名前は、「Eugénie(ウジェニー)」。
1862年にラデュレを創業したルイ・アーネスト・ラデュレと同世代の皇后、ウジェニー(ナポレオン3世の皇后)に敬意を表して作られたものだという。
 

パリ最新情報「ラデュレ、春のスイーツで“バラ色の人生”に?!可愛いお菓子が続々と」

※2023年2月15日よりフランス国内にて販売。



 
グルテンフリーのサクサク・クッキーを、チョコレートでコーティングしたウジェニーは、中央部分にさまざまなフレーバーが詰まっている。
カシスバイオレット、ピスタチオ、オレンジブロッサム、ローズ、キャラメル、バニラ、チョコレートなどがあって、口に含めば、コンフィチュールのような甘ーいソースが現れる。
なおウジェニーは限定ではなく、これからマカロンに次ぐラデュレの“アイコン・スイーツ”になるそうだ。
 

パリ最新情報「ラデュレ、春のスイーツで“バラ色の人生”に?!可愛いお菓子が続々と」

※エクレアも美しい。写真左のピスタチオ味が春の新作。

 
こうして美スイーツを提供するラデュレだが、2021年からはチーフ・パティシエとしてジュリアン・アルヴァレズ氏が就任している。
過去にパティスリー世界チャンピオンにもなった彼は、ただ可愛いケーキを作るだけではなく、エシカルな素材にもこだわっているという。(オ)
 

パリ最新情報「ラデュレ、春のスイーツで“バラ色の人生”に?!可愛いお菓子が続々と」

※パリにいくつかあるラデュレのサロン・ド・テ。一番大きいシャンゼリゼ店は現在改装工事のため、テイクアウトとテラス席のみとなっている。

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