JINSEI STORIES
父ちゃんの料理教室「ぼっち飯に最高、辻風ラフテー混ぜ麺」 Posted on 2023/03/28 辻 仁成 作家 パリ
ということで、ちょっと手の込んだものを食べたくなった父ちゃんなのである。ここのところ、旅が続いて、実はアジア飯っぽいものが食べたい反動が出ており、笑、昨日は自宅に戻り次第、マルシェに買い物に行き、うまそうな豚の三枚肉をゲット、フランスにいながら、心は沖縄へと飛んだ、父ちゃんのぼっち飯、すごく美味そうに出来たので、ご紹介したいのであーる。
まずは、材料だ。
豚バラ肉かたまり、500g程度。
泡盛と出しパック、砂糖大さじ4,しょうゆ大さじ3
以上、ね、じつに簡単でしょ?
※マルシェで新鮮なクレソンも売っていたので、ちょっとサラダを添えることにした。
※これは葱ですが、ここには味付けをします。ごま油とか辛い油で。
まず、皮つきの豚バラ肉かたまりを3cmくらいの厚さに切り、お米のとぎ汁で茹でる。
1時間くらい茹でて火を消し、1時間ほど置いて、また火にかけフツフツするくらいの火加減で1時間くらいコトコト茹で、また30分ほど置いておく。
地味な作業ではあるが、好きな音楽をかけながら、自由にやって頂きたい。
冷めたら茹で汁を濾し、お鍋は綺麗に洗って、肉を戻し、泡盛(または日本酒など)を半~1カップ加え、出汁パック1つ(なければ、かつおだし小さじ1)、さらにそこに、砂糖大さじ4、醤油大さじ3を加え、お肉がかぶるくらいまで茹で汁を足して煮込む。
ひたすら煮込むのであーる。
卵は茹でておいたものを放り込み、一緒に味をなじませるのがよい。
※ 中華麺は乾麺で十分。味はラフテーのタレが出るので、それをかけるだけでご馳走になります。生姜の千切りね、お約束。混ぜ混ぜして食べてください。丼よりも、ぼく的には、うまいと感じましたが!!!
30分くらい煮込んだら火を止め、一晩置く。一晩置かないとならないのじゃ。
食べる前にもう一度ゆっくり火を入れ、(その日に食べたい場合も)最後強火にして煮汁を飛ばしたら完成となる。
今日はラフテー丼にはせず、インスタントの中華麺を買い、これを皿の下に敷いた。何も味付けはせず、上に完成したラフテーを載せていく、その上から、たれをかけていく。
たっぷりと麺に絡むようにかけていくのじゃ。
ゴマなどをふりかけて完成となる。
どうであろう。美味そうであろうが!!! がはは。
ぜひ、ご家庭でやってみて頂きたい。
ボナペティ!!!!