PANORAMA STORIES
CHICO SHIGETAの大人のためのセルフケア 「深いリラックスをもたらすために」 Posted on 2017/01/21 Design Stories
仕事や人付き合い、毎日忙しくしている現代の人々の頭は、ガチガチに固くなっています。そして何より、パソコンやスマートフォンなど画面の見すぎが原因で、眉の下、目の周りがとっても固く凝っている!
目の裏がなんとなく重たいな、と感じてはいませんか?
深い深いリラックスをもたらすためのヘッドマッサージのすすめ
セルフケアは、力を入れてマッサージするのではなく、ソフトなタッチで高ぶったままになっている神経を休ませ、ヒートアップした頭を鎮めてあげることが目的です。
寝る前に行うよう心がけてみてください。あなたを深い眠りの森へと導いてくれるでしょう。
ステップ1 額のマッサージ
仰向けに寝転び、眉の上に指4本をのせ、3段階に分けて、上(髪の生え際)に向かって指をすべらせます。
まずは、眉から。次に、眉の少し上、最後はさらにもう少し髪の生え際に近づいたポイントから上に向かって指をすべらせます。
それを3回繰り返しましょう。表情が柔らかくなるはずです。
ステップ2 頭のマッサージ
次はボールを掴むようなイメージで頭にふわっと指を添えましょう。
*写真は起き上がっていますが、ステップ1と同様、寝転んだまま行ってください。
親指を頭と首の間の溝に入れ、指を広げてボールを掴むように指先だけを頭に触れさせます。
力は入れず、でも、頭に安定感を感じさせながら、ピアノを弾くイメージでランダムに指を動かしてみてください。
刺激を与えるというより、優しく指の腹で頭皮をはじいていく感じです。
たくさんの情報で混乱した頭の中を、整理整頓することができるでしょう。
頭や体に手を当てる時は、このような優しいタッチの方が神経を休ませることができます。
この触れ方で、自律神経のバランスを取ることができるのです。
ステップ3 呼吸
寝転んだまま両手を下腹(丹田)に添え、手の平にあなたの意識を集中させましょう。
そして、次のようなイメージをしながら呼吸をしてください。
息を吸うときには、丹田から空気が入ってくるところをイメージします。
そして、その空気が背骨を通り、頭のてっぺんまで到達したら、再び背骨を通って丹田から出て行く。
(息は鼻から吸って、口から吐きます)
このようなイメージをしながら呼吸を行うことで、自分の意識が体の内部を覗きに行くようになるでしょう。
そして、呼吸とともに意識を体の内側に持っていくことで、体の各部位に気が流れ始めるのです。
このセルフケアは神経を休めることが目的です。
まずは額の緊張感をとり、頭をソフトに触れることで神経を休めます。
一番の体のバッテリーは丹田にあります。丹田を手で温めながら、丹田から呼吸することによって、丹田のバッテリーをリチャージし、元気を回復させることができるのです!
現代の人の多くは気の流れが体全体に巡っておらず、気の分配が上下バラバラになっています。
たとえば、頭をよく使う人は首から上に気が溜まりやすく、下半身が冷たくなってしまっている・・・。
気を体全体に分配するためにも、ステップ3の呼吸ケアを行ってみてください。
頭に滞っていた気が、体全体にバランスよく巡っていくでしょう。
呼吸のケアのときには、ゆっくりと、意識しながら呼吸をすることが大切です。
特に、吸った息を吐き切ることはとっても大切。
空気の入れ方ひとつで、体が緩み、あなたの呼吸のキャパシティーがどんどんあがっていくのです。
そして、呼吸上手になればなるほど、リラックス上手になれますよ。
チコシゲタ×辻仁成「いつものセルフケアをプロ並みの効果にする極意」
この授業に参加されたいみなさまはこちらから、どうぞ
チケットのご購入はこちらから
*定員になり次第、締め切らせていただきます。
Posted by Design Stories
Design Stories
▷記事一覧デザインストーリーズ編集部(Paris/Tokyo)。
パリ編集部からパリの情報を時々配信。