JINSEI STORIES
滞日日記「ついに、父ちゃんのフランス・英語版ウェブサイトの全貌が明らかに!」 Posted on 2022/08/15 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、日本滞在中、
父ちゃんは9月創刊予定の新ウェブサイトマガジンの準備にも追われているのであーる。
DesignStoriesと大きくことなる点は、まず、言語は仏語が中心、英語翻訳が付いている、・・・。(オリジナルテキストも掲載されているので、クリックすると日本語でも読むことが可能、将来的にはポケトークみたいに、言語多角化を目指したい)
在仏歴20年を迎えて、「何か、本当の日本がちゃんと世界に伝わってない」ような気もしていた。
その逆を感じたのでデザインストーリーズをスタートさせたのだけど、・・・。
じゃあ、日本を愛するフランスの人たちに、日本の47都道府県から、そこで生まれた工芸品とか、お酒とか、芸術だとか、文化や歴史とか、町とか、温泉などの観光とか、そもそも、日本を丸ごと、日本人がちゃんとその本意を組んで伝えられるマガジンがあってもいいじゃんね、と思ったのがきっかけであった。
日本中を渡り歩いてきた父ちゃんが推薦する、最高に素晴らしい日本文化の発信プラットフォームがまもなく、始動する、ということなのだ。どうじゃ。
私費を投じて(笑)、あの、一本線野郎のやなさんとタッグを組んで、デザインストーリーズを超える全世界に向けた、日本を発信するウェブサイトマガジンをスタートさせる、という壮大な野望なのであーる。
どうじゃああああああああああ!
すごかね、父ちゃん。
というのは、にっぽん津々浦々、各県の各地の各村落に、ほんとに素晴らしい伝統工芸とか新しい文化とか美味しいものとかめっちゃユニークな機械とか人材とかが、溢れているし、それを知りたいフランス人や欧州人のこれまた多いこと。
ならば、日本の本当のソフトパワーの凄さを紹介してやろうじゃないの、ということになった。あはは。そんな大げさなものじゃないけどね、やろうやろう、と言っただけ・・・。
でも、日本の優れた商品を世界に紹介し、YENに再び強くなってもらいたい、そういう一心もある。
なかなか、地方の方々の控え目な商品が世界の日の目を見ることが少ないこの情報過多な時代・・・。
そういうものをバンバン紹介出来るウェブサイトマガジンがあってもいいんじゃないの? とくにデザインストーリーズ編集部はバイリンガルのスタッフがたくさんいるし、(父ちゃんを覗く)今回は、思い切って、フランス人スタッフも招き入れて、日本と言えば、このサイトだよな、という世界的なウェブサイトマガジンに成長させたいのであーる。
ということで、それでは、まだ、中身はお見せできないのだけれど、雑誌名の発表です
じゃじゃじゃじゃーん!!!
こちらを、クリックください。
☟
https://japanstories.fr/
えへへ、中身はお楽しみに。
はい、ということで、来日中、父ちゃんは、福島県の大堀相馬焼の松永当主とやりとりをしたり、伊勢原の吉川醸造の合頭当主と面談をして、お酒を吟味したり、忙しい日本滞在の連続なのであった。
いろいろと自分が吟味し、おおお、これはすごい、と思ったものだけを紹介していくスタイルなので、時間と根気を必要とする作業だったが、創刊まで、まもなく、約2週間、というところまでこぎつけることができた。
今後は、フランスや英語圏の方々に日本のすばらしさを、温泉とか、観光地とかね、美味しいレストランとかね、文化とか、アートとか、いろいろ、日本のすばらしさをご紹介していきたいと思うのであーる。
スポンサー探しも奔走中、・・・えへへ。
ということで、まもなく、創刊「JAPAN STORIES」に乞うご期待!!!(現在、商標登録申請中です)
つづく。
父ちゃん、ビルボードでライブやっている陰で、地道に頑張っているでしょう? でも、一生は一度やけんね、面白きことなきこの世を面白く、頑張って行きたいよね。世界なんか、小さいんだから、縮こまってないで、才能ある日本人よ、世界に出たまえ~。
※、日本酒の南部美人を味わう父ちゃん。