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家庭フレンチの定番を「フランス人に大人気の “matcha” マドレーヌ」 Posted on 2022/05/28 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ

10年くらい前まで、パリで抹茶ラテや抹茶味のお菓子を見つけることは決して簡単ではありませんでした。
抹茶味が恋しくなると、Sadaharu Aokiさんの抹茶エクレアを買いにいそいそと出かけたものです。
ところが、ここ4、5年で「Matcha」はフランス人にも通じる日本語の一つとなりました。少しモダンなコーヒーショップには抹茶ラテがありますし、抹茶のケイクや「Mochi」と親しまれる抹茶味の大福なんかも、パリのあちこちで買えるようになりました。
フランス人は抹茶味が大好きなのです!

家庭フレンチの定番を「フランス人に大人気の “matcha” マドレーヌ」



子供たちの学校のパーティーなどがあると、必ずリクエストされるのも「抹茶マドレーヌ」。
初めて持って行った時は、「これは何?ピスタチオ?」と聞かれましたが、一口食べたママ友やパパ友は抹茶味が気に入ってしまい、毎年、” Madeleines au matcha(抹茶マドレーヌ)“が私の定番持ち寄りお菓子になってしまったのです。
子供たちにもウケるようにホワイトチョコを忍ばせると、あっという間に完売! 
先生たちも「また作ってきて!」と、目を輝かせてくれるのですから、ついつい張り切ってしまいます。

地球カレッジ

家庭フレンチの定番を「フランス人に大人気の “matcha” マドレーヌ」

マドレーヌは生地を作るのも簡単ですし、焼き時間も短いのがグッド。なので、夜に仕込んで朝、一気に焼き上げれば楽ちんなのです!
冷蔵庫に卵が1個あれば、とりあえず1回分のおやつは確保できます。持ち寄りのお菓子にする場合は、2倍、3倍量で作ると良いですね。

抹茶マドレーヌ(9個分)ミニサイズ(25個)
<材料>
卵1個、砂糖40g、小麦粉50g、ベーキングパウダー3g、抹茶6g、はちみち小さじ1、バター60g、生クリーム小さじ1、ホワイトチョコ50g



<作り方>
ー粉類を振るっておく。バターは溶かしておく。
ーボウルに卵と砂糖、はちみつを入れ、泡立て器で白くもったりするまで泡立てる。
ーそこに振るった粉類を半分加え、ゴムベラでよく混ぜる。
ー混ざったら残りも加え、粉が見えなくなるまでしっかり混ぜる。
ー溶かしバターを加え、少しずつしっかり混ぜ合わせる。
ー最後に生クリームを加え、ゴムベラで10回ほど混ぜたら、細かくしたホワイトチョコをざっくり混ぜ、冷蔵庫で休ませる。(最低1時間、一晩置いておくとよい)
ーボウルを冷蔵庫から出し、ゴムベラで硬くなった生地を少し柔らかくまで混ぜる。
ー型に生地を8分目くらいまでいれ、180度に予熱したオーブンで12、3分焼く。(ミニマドレーヌの場合は8、9分くらい)
膨らんだ生地のフチが色づいていたらだいたい焼けています。

フランス人にも大人気の抹茶マドレーヌ、ぜひお試しあれ!

家庭フレンチの定番を「フランス人に大人気の “matcha” マドレーヌ」



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Posted by セギュール ちえみ(DS編集部)

セギュール ちえみ(DS編集部)

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パリ在住の料理好き。特にトラディショナルな料理に魅力を感じている。