JINSEI STORIES
フランスごはん日記「再トライしましょう! 秋冬のビールのお供に最高、ラコット!絶対うまいやつ」 Posted on 2024/10/28 辻 仁成 作家 パリ
パリはかなり寒くなってきたので、ビールのつまみに最高な、ラコット、作りますが、もしよろしければ、作りませんか?
俺と一緒に! ☜ しつこい。
超簡単で、美味しくて、お腹もたまるし、子供は当然、大好き、「ラコット・クルンプリ」です!!!
ラコット!? 聞きなれない料理ですね。
10年ほど前、息子と旅したハンガリーで出会いました。
あまりに美味しかったので、パリに戻り工夫して真似をしたら、うんうん、絶対美味しいってやつが出来ましたよ。
息子君も、パパ、これはどんなジャガイモ料理にも負けないくらい好きかも、と絶賛してくれたものです。
ジャガイモと玉ねぎとソーセージ、そして、サワークリームで作りますよー。
はい、俺と一緒に作りませんか~♪
まずは材料(2~3人分)から、
まず、じゃがいも400g
そして、厚切りベーコン100g
ソーセージ100g(合わせてチョリソー150gで代用可)
玉ねぎ100g
サワークリーム大さじ4~5
固茹で卵2個
タバスコ小さじ1~(チョリソーを使用の場合は入れない)
白ワイン大さじ1
マジョラム(スパイス)あればひとつまみ
パプリカパウダー(スパイス)少々
オリーブ油、塩胡椒各適量
【1】じゃがいもは1センチ厚さの輪切り、玉ねぎは7~8ミリ厚さの千切り、ベーコンは細切り、ソーセージは輪切りにする。サワークリームは緩めるために撹拌しておき、ゆで卵は黄身と白身にわけ白身は粗みじんに切っておく。
【2】じゃがいもは串がすっと通るくらいになるまで茹でておく。
【3】フライパンにオリーブ油を熱し、ベーコン、玉ねぎ、ソーセージを炒める。玉ねぎが透明になったらゆで卵の黄身を木べらで崩しながらサワークリームの大さじ1とマジョラム、白ワインを加えながら絡めていく。
【4】ここに茹でたジャガイモとゆで卵の白身を加え、タバスコと塩胡椒で調味する。タバスコです。あはは。
【5】皿に盛り、中央に残りのサワークリームを載せ、パプリカパウダーをふりかける。
ハンガリーの国民的料理ですが、普段はグラタンみたいにして食べるのですけど、ぼくが習ったのはフライパンで炒めるレシピでした。
その方がチャチャッとできて簡単です。
でも、グラタンにしても美味しいです。その場合は耐熱皿に盛り、上から大量の蕩けるチーズを載せてオーブンで表面に焦げ目がうっすらつくくらいまで熱してね。
今夜のおかずの一品に、あるいは、ワインのつまみに、試してください。ビールやワインによく合います。
上手にできたなら、マダム、俺と一緒に食べません??? えへへ。
ボナペティ
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
今週も、父ちゃんの目安レシピで、乗り越えていきましょうね。さて、次回のラジオは、11月5日です。☟、のバナーをクリックしてみてください。ラジオ・ツジビル!